人魚の肉を食べて不老不死になれる人間は少なく、多くの場合、異形の姿に身体を変化させながら悶えて死ぬという設定なのですが、「夢の終わり」は、異形の姿のまま半人間半化物として生きる男が偶然に存在して、というところから物語が始まる話になっています。
姿は化物のため人里では暮らせず、普段は人間の心を持っているのに、ふと狂気に駆られて殺人を犯し、正気にもとって悔やむ。
その絶望的なサイクルの中での「生」には胸を揺さぶられます。
ただ、物語の展開がこの設定を上手く使えているかと言われればそうではないところが残念です。
読むのを断念するほどではありませんが、面白いかと言われればそうではない作品。
非常に熱心な高橋留美子ファンならば買ってみてはという程度です。
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