投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2021年2月 グロース相場からバリュー相場への転換に期待

目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 家計簿 ①単月 ※雑費は日用品・医療費・散髪代・保険料の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など NHK受信料の支払い月だったので「NHK受信料」の項目に数字が入っております。 最近、槍玉に挙がることが多いNHK受信料。 公益のための番組(社会問題について取り扱う番組など)や教育番組(Eテレ)のために料金を徴収されるのには納得がいきますが、謎のバラエティ番組や歌番組、ドラマなどにお金が費やされているのだと思うと馬鹿にされている気分になります。 娯楽費は35,200円と高額ですが、先月に宣言した通りちょっとした趣味が見つかりましたので、今後もこのペースになるかと思います。 食費は3ヶ月連続で...
映画/アニメランキング

【アニメ映画】おすすめアニメ映画ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介したアニメ映画の中からベスト5を選んで掲載しております。 私の好みもあり、バトルやファンタジー、ハーレムというよりはヒューマンドラマをテーマとした作品が中心となっております。 第5位 「聲の形」山田尚子 【「いじめ・再生・聴覚障がい」異色の青春物語】 ・あらすじ 石田将也(いしだ しょうや)は活発な性格の小学6年生。 日常をそこそこ面白く過ごしていたが、どこか退屈でもあった。 そんなある日、将也のクラスに西宮硝子(にしみや しょうこ)という転校生がやってくる。 彼女は重い先天性の聴覚障がいを抱えており、声によるコミュニケーションを上手くとることができない人物だった。 将也のクラスでは硝子へのイジメが始まり、イジメの強度は次第に深刻化していく。 そして、硝子が不登校になってしまった日、クラスで学級裁判が行われることになる。 学級裁判の中で、将也はクラスメイト全員から裏切られ、唯一の主犯へと祭り上げられてしまうのだった。 翌日からイジメの新しいターゲットになってしまった将也は、過酷な状況に耐えな...
生き方・自己啓発

【転職支援】教養書「転職の思考法」北野唯我 評価:2点【ビジネス書】

博報堂やボストンコンサルティンググループで働き、いまは就職支援サービス会社ワンキャリアの取締役を勤める北野唯我さんの著書。 「転職の思考法」というタイトルの通り、転職するにあたって考えるべきことや、業界・会社選びのコツが述べられているほか、そもそもどのような環境で働くべきなのかという普遍的な「仕事論」にまで言及されている著作です。 一人のサラリーマンが転職について考え始めてから実際に転職するまでの物語に沿って著者の主張が述べられていくという形式を取っており、物語自体もそれなりに面白いので、読み易さという点では万民向けになっております。 ただ、全体としては凡庸なビジネス書であったというのが本ブログにおける評価。 良いことを言っっておりますし、間違ったことを言っているわけではないのですが、巷に溢れる転職論や仕事論からさらにもう一歩踏み込んだ言説に乏しく、やや内容的に薄い本だったと感じました。 目次 プロローグ このままでいいわけがない。だけど...... 第1章 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ 第2章 「転職は悪」...
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生き方・自己啓発

【承認欲求からの脱却】教養書「嫌われる勇気」岸見一郎他 評価:4点【自己啓発】

19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した心理学者、アルフレッド・アドラー。 その心理学理論を物語形式で紹介する自己啓発本です。 2013年の12月に発売されて以来、長らく人気書の地位を保持し続け、2014年にはビジネス書の売上ランキングで2位を、2015年には1位を獲得するなど、一斉を風靡した書籍となりました。 心理学といえばフロイトやユングが有名ですが、アドラー心理学は彼らの理論と一線を画しており、良く言えば斬新、悪く言えば突飛な理論が連発されて幾度となく読者を驚かせます。 例えば、過去のトラウマが現在の感情及び行動の理由となっている、という心理学では定番の因果関係をアドラーは否定します。 それでは、現在の感情や行動を形作っているのは何なのか。 アドラーに言わせてみれば、それは「目的」です。 つまり、「怒っている人が怒っているのは『怒りたい』という目的(あるいは『怒る』ことによって得られる何らかの目的物)があるからであって、『怒り』を感じる以前に発生した出来事に原因があるわけではないというのです。 なかなか受け入れがたい主張かもし...
星新一

【唯一無二の超短編作家】小説「地球から来た男」星新一 評価:2点【ショートショート作品集】

「ショートショートの神様」として知られる星新一さんの作品集。 ショートショートを精力的に発表し続けた異端の作家であり、1957年デビューでありながら現在においてもその作品群は根強い人気を誇っております。 日本経済新聞社が毎年開催している小説新人賞「星新一賞」に名前を冠していることもその証左だと言えるでしょう。 文学賞の受賞こそ2度(日本推理作家協会賞・日本SF大賞特別賞)と少ないですが、刊行された作品集の数は膨大で、漫画化やドラマ化されたメディアミックス作品も枚挙に暇がありません。 そんな星新一さんの作品集の中でも、本作は2007年に角川文庫から発売された比較的新しい作品集です。 SF色の濃い表題作から、ミステリ仕立ての作品、あるいはヒューマンドラマに重きを置いた作品など、バラエティ豊かな内容となっておりました。 あらすじ ・地球から来た男 産業スパイとして活躍していた男だが、ある日、潜入先で産業スパイであることが暴かれてしまう。 口封じのため、特殊な装置を使って遥か遠くの惑星に飛ばされてしまった男。 しかし、男の眼...
生き方・自己啓発

【最優先事項以外は不要】教養書「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン 評価:3点【自己啓発】

シリコンバレーでコンサルティング会社を営むグレッグ・マキューン氏の著書。 2014年の発売(邦訳版)ながらながらいまだに増刷が続くロングセラーとなっております。 非常に有名な書籍ですので、ビジネス書や自己啓発本に興味がある方ならば一度くらいは耳にしたことがあるタイトルなのではないでしょうか。 そんなタイトルに違わず、本当に重要なこと、エッセンシャルな事柄に人生の時間を使えという内容となっております。 そう表現いたしますと、凡庸な本なのでは、と思われるかもしれませんが、多種多様な事例と軽妙で説得的な語り口、さらに、いかにして「エッセンシャル思考」を実行していくかという具体的な思考法が記述されている点に本書の妙味があります。 手軽に読めるうえ、文字通りエッセンスが凝縮された本になっておりますので、「エッセンシャルな事柄に人生の時間を使う」ためには具体的どのような思考・行動をするべきなのかという視点を得るために読んでみる価値があるのはもちろん、「大事なことだけに集中する」「些末なことを切り捨てる」という大胆な生き方が重要だと頭では分かっているけれど、心...
エンタメ

【広告獲得の重要性】雑記「なぜYouTubeだけがテレビを突き放すことができたのかを考える」【メディア論】

一年ほど前のことになりますが、電通が発表した「日本の広告費」という資料によりますと、2019年にはついに「インターネット広告費」が「テレビメディア広告費」を超えたそうです。 「インターネット広告費」が凄まじい勢いで伸びているのに対し「テレビメディア広告費」は伸び率さえマイナスですから、この差はもっと拡大していくでしょう。 目下、劣勢に立たされている「テレビ」という媒体。 その影響力の低下はSNS等でも盛んに言及されており、特にYouTubeとの対比で語られることが多いように思われます。 そこで今回は、なぜYouTubeのような媒体がテレビを突き放しつつあるのかということを「広告」という側面から検討していきたいと思います。 そもそもテレビの強みとは何だったのか テレビ番組はとても面白くて、学校や職場で話題になることが当たり前のコンテンツである。 インターネットが広く普及する以前の状況を知っている方々ならば、かつて存在したこの感覚をよく理解して頂けると思います。 それでは、なぜテレビは面白かったのでしょうか(あるいは、なぜ、いまでもある程度...
社会問題

【社会問題】今更ながらNIKEのCMがなぜ放映されたのかを考える【雑記】

NIKEといえばスポーツ関連製品やスニーカーで有名なグローバル企業ですが、2020年の11月末、NIKEが製作した自社製品のコマーシャル映像がSNSで話題となりました。 YouTubeでも公開されておりますので、リンクを貼っておきます。 ご覧の通り、CMのテーマは「差別(に立ち向かって自分らしく生きる)」であり、在日韓国・朝鮮人や黒人、あるいは女性全体に対する、とりわけ日本における差別が少女たちの視点を通じて表現されています。 「差別」は様々な意味で世論を二分する繊細なテーマであり、SNS上でも「マイノリティに対する差別を告発し、それに立ち向かう勇気を貰える良いCMだ」のような書き込みもあれば「まるで日本に不合理な差別があるかのような表現であり、NIKEは嘘を放映している」「(マイノリティを過度に優遇する)逆差別のほうが酷いのに」のような書き込みもあり、論争の種になっておりました。 本稿では、このCMが日本における差別の実態を反映しているか否か、あるいは、このCMが道徳的・倫理的に正しいか否には立ち入りません。 その代わり、なぜ、いまこのタイ...
投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2021年1月 食費削減の成功と娯楽費の増加

目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 家計簿 ①単月 ※雑費は日用品・医療費・散髪代・保険料の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など NHK受信料の支払い月だったので、「NHK受信料」の項目に数字が入っております。 娯楽費25,066円と高額ですが、ちょっとした趣味が見つかったので今後もこのペースになるかと思います。 食費は2ヶ月連続で2万円を下回り、今月は1万5千円をも下回りました。 テレワークによる昼食代の削減(会社では主に外食なので)とふるさと納税品(還付されるので支出に含めない)の摂取が効いています。 ②12ヶ月移動平均 季節要因も考慮するために12ヶ月移動平均も掲載します。 主な季節要因は家賃の...
映画/アニメランキング

【実写映画】おすすめ実写映画ランキングベスト4【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した実写映画の中からベスト4を選んで掲載しています。 私の好みもあり、ヒューマンドラマをテーマとした作品が多くなっております。 第4位 「ローマの休日」ウィリアム・ワイラー 【決して色褪せない恋愛映画の世界的名作】 ・あらすじ ヨーロッパ某国の王女アンは公務でのヨーロッパ周遊中にローマを訪れていた。 しかし、あまりに束縛が激しく自由がない公務生活に辟易していたアンは、監視の目をくぐり抜けて夜中のローマへと逃亡する。 そんなアンに街中で出会ったのは新聞記者であるジョー・ブラッドレイ。 アンが王女であることを見抜いたジョーは、アンとの一日デートを取り付け、その様子を密かに撮影することで大スクープを狙うことにする。 デートが始まり、意気揚々とアンにローマを案内するジョー。 どう考えても、ジョーの陰謀は全て順調に進んでいた。 二人が恋に落ちる、そのときまでは......。 ・短評 誰もが名前くらいは聞いたことがあるであろう恋愛映画の古典的名作です。 激務に耐えかねた王侯貴族が監視の目を盗...
教養書ランキング

【社会学】おすすめ社会学本ランキングベスト4【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した社会学系の書籍からベスト4を選んで掲載しています。 私の好みもあり、「社会経済学」的な本が中心となっております。 第4位 「日本社会のしくみ」小熊英二 日本の独特な雇用慣行がどのようにして生まれたのかを歴史的経緯という観点から説明した新書になっております。 「日本社会のしくみ」というタイトルがついているのは、雇用慣行こそが社会の様々な面を規定しているという著者の分析から来ているとのこと。 日本社会の雇用を「大企業型」「地元型」「残余型」に分類し、特に「大企業型」の特徴について詳しく分析しつつ、そこからはみ出した雇用形態として「地元型」と「残余型」が分析されています。 日本の「大企業」における雇用といえば、終身雇用と年功序列賃金制に代表される職能型の昇進体系が特異な点として挙げられることが多いと思います。 本書において、著者である小熊教授は明治時代から始まった官庁採用にその起源を見出し、軍国主義時代を経て戦後の大企業にその雇用形態が広がっていく様子を描き出しています。 全体的に分析が「広く浅く」になってしまってい...
生き方・自己啓発

【転職支援】教養書「転職の思考法」北野唯我 評価:2点【ビジネス書】

博報堂やボストンコンサルティンググループで働き、いまは就職支援サービス会社ワンキャリアの取締役を勤める北野唯我さんの著書。 「転職の思考法」というタイトルの通り、転職するにあたって考えるべきことや、業界・会社選びのコツが述べられているほか、そもそもどのような環境で働くべきなのかという普遍的な「仕事論」にまで言及されている著作です。 一人のサラリーマンが転職について考え始めてから実際に転職するまでの物語に沿って著者の主張が述べられていくという形式を取っており、物語自体もそれなりに面白いので、読み易さという点では万民向けになっております。 ただ、全体としては凡庸なビジネス書であったというのが本ブログにおける評価。 良いことを言っっておりますし、間違ったことを言っているわけではないのですが、巷に溢れる転職論や仕事論からさらにもう一歩踏み込んだ言説に乏しく、やや内容的に薄い本だったと感じました。 目次 プロローグ このままでいいわけがない。だけど...... 第1章 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ 第2章 「転職は悪」...
生き方・自己啓発

【承認欲求からの脱却】教養書「嫌われる勇気」岸見一郎他 評価:4点【自己啓発】

19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した心理学者、アルフレッド・アドラー。 その心理学理論を物語形式で紹介する自己啓発本です。 2013年の12月に発売されて以来、長らく人気書の地位を保持し続け、2014年にはビジネス書の売上ランキングで2位を、2015年には1位を獲得するなど、一斉を風靡した書籍となりました。 心理学といえばフロイトやユングが有名ですが、アドラー心理学は彼らの理論と一線を画しており、良く言えば斬新、悪く言えば突飛な理論が連発されて幾度となく読者を驚かせます。 例えば、過去のトラウマが現在の感情及び行動の理由となっている、という心理学では定番の因果関係をアドラーは否定します。 それでは、現在の感情や行動を形作っているのは何なのか。 アドラーに言わせてみれば、それは「目的」です。 つまり、「怒っている人が怒っているのは『怒りたい』という目的(あるいは『怒る』ことによって得られる何らかの目的物)があるからであって、『怒り』を感じる以前に発生した出来事に原因があるわけではないというのです。 なかなか受け入れがたい主張かもし...
星新一

【唯一無二の超短編作家】小説「地球から来た男」星新一 評価:2点【ショートショート作品集】

「ショートショートの神様」として知られる星新一さんの作品集。 ショートショートを精力的に発表し続けた異端の作家であり、1957年デビューでありながら現在においてもその作品群は根強い人気を誇っております。 日本経済新聞社が毎年開催している小説新人賞「星新一賞」に名前を冠していることもその証左だと言えるでしょう。 文学賞の受賞こそ2度(日本推理作家協会賞・日本SF大賞特別賞)と少ないですが、刊行された作品集の数は膨大で、漫画化やドラマ化されたメディアミックス作品も枚挙に暇がありません。 そんな星新一さんの作品集の中でも、本作は2007年に角川文庫から発売された比較的新しい作品集です。 SF色の濃い表題作から、ミステリ仕立ての作品、あるいはヒューマンドラマに重きを置いた作品など、バラエティ豊かな内容となっておりました。 あらすじ ・地球から来た男 産業スパイとして活躍していた男だが、ある日、潜入先で産業スパイであることが暴かれてしまう。 口封じのため、特殊な装置を使って遥か遠くの惑星に飛ばされてしまった男。 しかし、男の眼...
生き方・自己啓発

【最優先事項以外は不要】教養書「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン 評価:3点【自己啓発】

シリコンバレーでコンサルティング会社を営むグレッグ・マキューン氏の著書。 2014年の発売(邦訳版)ながらながらいまだに増刷が続くロングセラーとなっております。 非常に有名な書籍ですので、ビジネス書や自己啓発本に興味がある方ならば一度くらいは耳にしたことがあるタイトルなのではないでしょうか。 そんなタイトルに違わず、本当に重要なこと、エッセンシャルな事柄に人生の時間を使えという内容となっております。 そう表現いたしますと、凡庸な本なのでは、と思われるかもしれませんが、多種多様な事例と軽妙で説得的な語り口、さらに、いかにして「エッセンシャル思考」を実行していくかという具体的な思考法が記述されている点に本書の妙味があります。 手軽に読めるうえ、文字通りエッセンスが凝縮された本になっておりますので、「エッセンシャルな事柄に人生の時間を使う」ためには具体的どのような思考・行動をするべきなのかという視点を得るために読んでみる価値があるのはもちろん、「大事なことだけに集中する」「些末なことを切り捨てる」という大胆な生き方が重要だと頭では分かっているけれど、心...
社会学・歴史・スポーツ

【ブルシット・ジョブ】無意味な仕事ばかりが増大していく背景を社会学的に分析した良書 評価:3点【デヴィッド・クレーバー】

1. ブルシット・ジョブ イェール大学准教授やロンドン大学教授を歴任した社会人類学者、デヴィッド・グレーバー氏の著書です。 グレーバー教授は社会人類学者としてはもちろん左派アナキストの活動家としても知られており、“Occupy Wall Street ”[ウォール街を占拠せよ](※)運動でも主導的な役割を果たしたことで一躍有名になりました。 ※リーマンショックの直後、金融機関の救済等になかりのみ奔走し、若者の高い失業率等に対して有効な対策を打てなかったアメリカ政府に対する抗議運動。 本書の他にも「負債論──貨幣と暴力の5000年」や「官僚制のユートピア──テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則」といった著作があり、刺激的な理論を通じてアカデミズムと現実社会を積極的に繋ごうとしていた学者でもあります。 そんなグレーバー教授が2018年に著したのが、本作「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」。 原題は“Bullshit Jobs”のみですが、邦題では「クソどうでもいい仕事の理論」という副題が付されています。 さて、この「クソど...
谷川流

【涼宮ハルヒの新刊】小説 「涼宮ハルヒの直観」 谷川流 星1つ

1. 涼宮ハルヒの直観 ライトノベル界隈において「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズは2000年代(ゼロ年代)を代表する伝説のビッグタイトルとして知られています。 その9年半ぶりの新刊が本作「涼宮ハルヒの直観」です。 前作までの僅か11作品で累計2000万部以上の発行部数を誇り、恐らく、1巻当たりの発行部数では全ライトノベルNo.1でしょう。 2006年にアニメ化された際には社会現象にもなり、90年代の「新世紀エヴァンゲリオン」と対比されながら、「エヴァ世代」「ハルヒ世代」と区分されることもあるほどの影響をサブカルチャー界隈にもたらしました。 まさに時代/世代を代表する作品なのです。 そんなシリーズの、文字通り満を持して発売された本作ですが、正直のところ、内容はかなり肩透かしであり、失望いたしました。 語るのも悔しい作品ですが、読了したからには感想を書きたいと思います。 2. 収録作品 ・あてずっぽナンバーズ(p3-35) ・七不思議オーバータイム(p36-127) ・鶴屋さんの挑戦(p128-411) 3. あ...
ミヒャエル・エンデ

【大人の童話】小説 「モモ」 ミヒャエル・エンデ 星2つ

1. モモ ドイツの児童文学者ミヒャエル・エンデの作品。 「果てしない物語」と共に彼の代表作として扱われることが多い著作ですが、日本では「モモ」の人気が非常に根強く、ドイツ語版の次に発行部数が多いのは日本語版だそうです。 「効率性」の名のもとに人間的な温かみのある時間を過ごすことが「悪」とされ、それでいて「効率化」を突き詰めたのに全くといっていいほど時間に余裕がない。 そんな現代社会を風刺した童話、という内容が日本人受けするのかもしれません。 全体的な感想としましては、現代社会の労働観や「時間」についての皮肉になっている個々の場面は楽しめたものの、物語の総体としてはイマイチだったという印象。 最も皮肉が効いている第6章や、近代的学校教育に対する批判精神旺盛な第13章、第16章の一部だけ読めばそれでよいと思えてしまいます。 2. あらすじ 舞台はローマのようでローマではない街。 主人公のモモは孤児で、街はずれの円形劇場跡に住んでいる。 両親はおらず、そのままでは食べる物にも困る立場のモモだけれど、モモの周囲にはいつも人...
ジョゼと虎と魚たち

【青春恋愛】アニメ映画 「ジョゼと虎と魚たち」 監督:タムラコータロー 星2つ

1. ジョゼと虎と魚たち 2020年12月25日に公開されたアニメーション作品。 1984年に著された田辺聖子さんの短編小説が原作で、映画通のあいだでは2003年の実写映画版が名作として知られているようです。 とはいえ、印象的なベッドシーンやヒロインが抱える障がいに独特の焦点を当てたことで評判になった実写版とは異なり、アニメ映画はクリスマスに相応しい清らかな純愛ものに仕上がっています。 加えて、主人公とヒロインの声を俳優の中川大志さんと清原果耶さんが務め、お笑い芸人である「見取り図」の二人もチョイ役で参加しているところからも、大衆受けを狙ったのだろうなという感じは拭えません。 そして、そういった大衆受け純愛路線が結果的に奏功していたかと問われれば、かなり失敗していたのではないかと感じました。 著しく退屈というわけではないけれども、どうにも底の浅い凡庸な映画に仕上がってしまっていたというのが感想の大枠です。 2. あらすじ 主人公は男子大学生の恒夫(つねお)。 大学では海洋生物学を専攻しており、趣味は海に潜ること。 メ...
生き方・自己啓発

【生き方】「幸福論」 バートランド・ラッセル 星3つ

1. 幸福論 数学、論理学、哲学、そして文学の世界で多大な功績を残したイギリスの学者、バートランド・ラッセルの著作。 1950年のノーベル文学賞を受賞するほどの文筆家であったラッセルが著す「幸福論」は、ヒルティ及びアランの「幸福論」と並ぶ三大幸福論の一つとして知られています。 その内容は、この「幸福論」こそが様々な自己啓発論の源流になっているのだなと思わせられるものでした。 目新しくはないものの、現代でも様々な本で言及される「人生を幸福に生きるコツ」の最大公約数が網羅されており、やや難解な英文翻訳調の文章に対して抵抗がなければ、安っぽい自己啓発書を読むよりも本書を一読する方が良いと思われます。 また、賢者の誉れ高いラッセルらしく、自己啓発の域を超えた社会論的な側面も記述されています。 ラッセルという賢人が世の中をどのように見ていたのか、世の中がどのように変化していくと考えていたのかという思索を覗き見られるという利点も備えた作品になっております。 2. 目次 ・第1部 不幸の原因 第1章 何が人びとを不幸にするのか第2章 バ...
ヘルマン・ヘッセ

【優等生の哀しい青春】小説 「車輪の下」 ヘルマン・ヘッセ 星3つ

1. 車輪の下 ノーベル文学賞作家、ヘルマン・ヘッセの作品。 短編小説「少年の日の思い出」が中学校の国語教科書に長年掲載されているため、ヘッセという名前を聞いたことがないという日本人はあまりいないのではないでしょうか。 そんなヘッセの作品の中でも、「車輪の下」は特に日本で有名な作品になっております。 「新潮文庫の100冊」に長年選ばれ続けていることがその理由でしょう。 聞いたことがある作家で、本屋でも夏になると平積みされる。 だからこそよく売れているのだと思います。 そんな本作の内容は、「少年の日の思い出」を想起させるような暗くて救いのない話。 思春期特有の感情がもたらす興奮と絶望に苛まれ、一人の優等生が人生という重い車輪にゆっくりと押し潰されていく様子が描かれています。 2. あらすじ 田舎町の少年ハンス・ギーベンラートは幼少の頃から勉学でその才能を発揮しており、周囲の大人たちから将来を嘱望されていた。 その期待に応え、ハンスは神学校の入学試験を2位という好成績で合格する。 しかし、神学校で待っていたの...
いまを生きる

【青春学園】映画 「いまを生きる」 監督:ピーター・ウィアー 星4つ

1. いまを生きる 1989年のアメリカ映画で、第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した作品でもあります。 厳格な進学校に赴任してきた型破りな教師の授業から、生徒たちが「人はどう生きるべきか」の本質を学び、実践していくという内容。 テーマの普遍性から今日でも人気の衰えない作品であり、元サッカー日本代表で現在はJ1ガンバ大阪の監督を務めている宮本恒靖さんが座右の銘に「いまを生きる」を採用するなど、まさに多くの人々の生き方に影響を与えた作品になっております。 いまとなっては古典となった本作をこの令和の時代に鑑賞してみたのですが、やはり感動はひとしおでした。 規則や形式に囚われず、物事を様々な側面から捉え、なにより自分のやりたいことを大切にしながら生きる。 そんなメッセージが激動のドラマ的展開によって鮮烈に表現された、まさに「映画」の見本となるような作品です。 2. あらすじ 舞台は全寮制の名門進学校ウェルトン・アカデミー。 「伝統」「名誉」「規律」「美徳」の四柱をモットーとする厳格なこの学校に、一人の英語教師が赴任してくる。 ...
映画/アニメランキング

【アニメ映画】おすすめアニメ映画ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介したアニメ映画の中からベスト5を選んで掲載しております。 私の好みもあり、バトルやファンタジー、ハーレムというよりはヒューマンドラマをテーマとした作品が中心となっております。 第5位 「聲の形」山田尚子 【「いじめ・再生・聴覚障がい」異色の青春物語】 ・あらすじ 石田将也(いしだ しょうや)は活発な性格の小学6年生。 日常をそこそこ面白く過ごしていたが、どこか退屈でもあった。 そんなある日、将也のクラスに西宮硝子(にしみや しょうこ)という転校生がやってくる。 彼女は重い先天性の聴覚障がいを抱えており、声によるコミュニケーションを上手くとることができない人物だった。 将也のクラスでは硝子へのイジメが始まり、イジメの強度は次第に深刻化していく。 そして、硝子が不登校になってしまった日、クラスで学級裁判が行われることになる。 学級裁判の中で、将也はクラスメイト全員から裏切られ、唯一の主犯へと祭り上げられてしまうのだった。 翌日からイジメの新しいターゲットになってしまった将也は、過酷な状況に耐えな...
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【実写映画】おすすめ実写映画ランキングベスト4【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した実写映画の中からベスト4を選んで掲載しています。 私の好みもあり、ヒューマンドラマをテーマとした作品が多くなっております。 第4位 「ローマの休日」ウィリアム・ワイラー 【決して色褪せない恋愛映画の世界的名作】 ・あらすじ ヨーロッパ某国の王女アンは公務でのヨーロッパ周遊中にローマを訪れていた。 しかし、あまりに束縛が激しく自由がない公務生活に辟易していたアンは、監視の目をくぐり抜けて夜中のローマへと逃亡する。 そんなアンに街中で出会ったのは新聞記者であるジョー・ブラッドレイ。 アンが王女であることを見抜いたジョーは、アンとの一日デートを取り付け、その様子を密かに撮影することで大スクープを狙うことにする。 デートが始まり、意気揚々とアンにローマを案内するジョー。 どう考えても、ジョーの陰謀は全て順調に進んでいた。 二人が恋に落ちる、そのときまでは......。 ・短評 誰もが名前くらいは聞いたことがあるであろう恋愛映画の古典的名作です。 激務に耐えかねた王侯貴族が監視の目を盗...
教養書ランキング

【社会学】おすすめ社会学本ランキングベスト4【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した社会学系の書籍からベスト4を選んで掲載しています。 私の好みもあり、「社会経済学」的な本が中心となっております。 第4位 「日本社会のしくみ」小熊英二 日本の独特な雇用慣行がどのようにして生まれたのかを歴史的経緯という観点から説明した新書になっております。 「日本社会のしくみ」というタイトルがついているのは、雇用慣行こそが社会の様々な面を規定しているという著者の分析から来ているとのこと。 日本社会の雇用を「大企業型」「地元型」「残余型」に分類し、特に「大企業型」の特徴について詳しく分析しつつ、そこからはみ出した雇用形態として「地元型」と「残余型」が分析されています。 日本の「大企業」における雇用といえば、終身雇用と年功序列賃金制に代表される職能型の昇進体系が特異な点として挙げられることが多いと思います。 本書において、著者である小熊教授は明治時代から始まった官庁採用にその起源を見出し、軍国主義時代を経て戦後の大企業にその雇用形態が広がっていく様子を描き出しています。 全体的に分析が「広く浅く」になってしまってい...
漫画ランキング

【漫画】おすすめ漫画ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した漫画の中からベスト5を選んで掲載しています。 単調なバトル漫画や過度なハーレム漫画をあまり好まないため、ヒューマンドラマ中心のランキングとなっております。 第5位 「トーマの心臓 」萩尾望都 【あどけない少年たちの友情と信仰】 舞台はドイツのギムナジウム(中高一貫の男子校)。 学園のアイドル的存在だったトーマ・ヴェルナーの事故死した直後、トーマによく似た容姿の転校生が学園へとやってきた。 転校生の名前はエーリク・フリューリンク。 そんなエーリクの姿を見て、ユリスモール・バイハン(通称、ユーリ)は動揺する。 トーマがユーリに対して想いを寄せていたこと。 トーマの死が実は自殺であること。 その事実を、ユーリだけが知っているから。 ユーリへの叶わなかった恋を胸に死んでいったトーマが蘇ったみたいだから。 秘密を知る者ユーリと、数奇な闖入者エーリクの運命が交錯する学園ドラマ、という物語。 トーマから愛されていたにも関わらず、トーマに対して冷然とした態度で接し続けていたユーリが、エーリクとの交...
小説ランキング

【エンタメ小説】おすすめエンタメ小説ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介したエンタメ小説の中からベスト5を選んで掲載しています。 「エンタメ小説」の定義は難しいところでありますが、本記事では、肩の力を抜いて楽しめる作品でありながら、同時に深い感動も味わえる作品を選ぶという方針でランキングをつくりました。 第5位 「スタンド・バイ・ミー 」スティーヴン・キング 【少年時代ノスタルジー小説の代名詞的傑作】 舞台はアメリカの田舎町であるメイン州キャッスルロック。 小学生の仲良し四人組ゴードン、クリス、テディ、バーンはある噂を聞きつける。 先日から行方不明になっている少年の死体が郊外の森にあるのだという。 死体を見つければ英雄になれる、地元のラジオに出演できるかもしれない。 軽い気持ちで森へと向かった四人だったが、行手には様々な困難が待ち受けていて、という物語です。 「ひと夏の冒険を経て逞しくなる少年たち」というジャンルを代表する小説であり、映画版のヒットもあって今日まで読み継がれる作品となっております。 そんな作品ですから、断崖絶壁に架けられた線路橋を列車に追いかけられながら渡る...
小説ランキング

【純文学】おすすめ純文学小説ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した純文学小説の中からベスト5を選んで掲載しています。 「純文学」の定義は百家争鳴でありますが、本記事では、社会や人間について深く考えさせられる作品や、人間関係の機微を描いた作品、という緩い定義のもとでランキングを作成いたしました。 第5位 「老人と海」アーネスト・ヘミングウェイ 【老漁師と巨大魚の対決 武骨な冒険小説】 かつては名を馳せたものの、いまや衰えの激しい老漁師サンチャゴが主人公。 数ヶ月もの不漁に悩むサンチャゴが、それでもめげずに出漁すると、その釣針に巨大なカジキマグロが食らいつく。 一世一代の大勝負。勝つのはサンチャゴか、カジキマグロか、という物語です。 潮風と太陽、大海原を描く雄大な自然描写と、力と力・技と技がぶつかり合う人間対巨大魚の対決描写に圧倒されます。 また、後半3分の1ほどは勝負が終わったあとの物語となっており、あっと驚く展開と哀愁漂う感動のエンディングが待っています。 情熱とは何か、栄光とは何か、誇りとは何か、人生とは何か。 それらを描ききった不朽の冒険小説。 永遠の古...
小説ランキング

オールタイムベスト 「小説」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、その魅力に気づいて頂ければと願っております。  「イリヤの空、UFOの夏」 秋山瑞人 星5つ 【夏休みの延長戦、少年と少女の逃避行】 「砂の女」 安部公房 星5つ 【世界で評価された日本純文学の最高傑作】 「ディアナ・ディア・ディアス」 新井素子 星3つ 【純血の王位をめぐる異色のファンタジー】 「砂漠」 伊坂幸太郎 星3つ 【おかしく楽しく切ない大学生活】 「あすなろ物語」 井上靖 星3つ 【少年が若者になる過程を詩情豊かに描く】 「僕と1ルピーの神様」 ヴィカス・スワラップ 星4つ 【スラム街出身の少年がインドを駆け抜...
教養書ランキング

オールタイムベスト 「教養書」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名著ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、手に取って頂ければと願っております。  (並び順は著者名五十音順です) 「憲法Ⅰ 人権」 青井美帆・山本龍彦 星4つ 【大学レベルのまともな「憲法入門」】 「物語 フランス革命」 安達正勝 星3つ 【「フランス革命」の軌跡を概観する】 「日本の中央―地方関係」 市川喜崇 星4つ 【地方政府が持つ権限の特徴】 「戦争の世界史」 ウィリアム・H・マクニール 星3つ 【技術・軍隊・社会の相互作用による「世界史」】 「福祉資本主義の三つの世界」 エスピン=アンデルセン  星4つ 【「自由・保守・社民」現代福祉国家研究の古典】 「単一民族神話の...
漫画ランキング

オールタイムベスト 「漫画」

はじめに 当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、その魅力に気づいて頂ければと願っております。  「1518! イチゴーイチハチ!」 相田裕 星4つ 【楽しく切ない青春生徒会物語】 「あずまんが大王」 あずまきよひこ 星4つ 【元祖 女子高生コメディ】 「ハチミツとクローバー」 羽海野チカ 評価:4点 【夢と片想いの甘苦い青春】 「聲の形」 大今良時 星3つ 【いじめ・再生・聴覚障がい】 「湯神くんには友達がいない」 佐倉準 星3つ 【孤独は罪か? 友達とは何か?】 「めぞん一刻」 高橋留美子 星5つ 【ラブコメの金字塔】 「トーマの心臓」 萩尾望都 星...
映画/アニメランキング

【映画/アニメ】高評価映像作品一覧【オールタイムベスト】

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、鑑賞して頂ければと願っております。  (並び順はタイトル名五十音順です) 「アナと雪の女王」 監督:クリス・バック 評価:4点  【愛の形を問う、ディズニーの「新しい」名作】 「アルモニ」 監督:吉浦康裕 評価:4点 【心揺さぶる短編学園アニメーションの佳作】 「いまを生きる」 監督:ピーター・ウィアー 評価:4点 【型破りな教師の授業から学ぶ本当の「生き方」】 「イヴの時間」 監督:吉浦康裕 評価:3点 【人間とアンドロイドを「区別しない」カフェ】 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 監督:押井守 評価:3点 【アニメ映画史に残る時間系SFの古典的怪...
投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2021年2月 グロース相場からバリュー相場への転換に期待

目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 家計簿 ①単月 ※雑費は日用品・医療費・散髪代・保険料の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など NHK受信料の支払い月だったので「NHK受信料」の項目に数字が入っております。 最近、槍玉に挙がることが多いNHK受信料。 公益のための番組(社会問題について取り扱う番組など)や教育番組(Eテレ)のために料金を徴収されるのには納得がいきますが、謎のバラエティ番組や歌番組、ドラマなどにお金が費やされているのだと思うと馬鹿にされている気分になります。 娯楽費は35,200円と高額ですが、先月に宣言した通りちょっとした趣味が見つかりましたので、今後もこのペースになるかと思います。 食費は3ヶ月連続で...
エンタメ

【広告獲得の重要性】雑記「なぜYouTubeだけがテレビを突き放すことができたのかを考える」【メディア論】

一年ほど前のことになりますが、電通が発表した「日本の広告費」という資料によりますと、2019年にはついに「インターネット広告費」が「テレビメディア広告費」を超えたそうです。 「インターネット広告費」が凄まじい勢いで伸びているのに対し「テレビメディア広告費」は伸び率さえマイナスですから、この差はもっと拡大していくでしょう。 目下、劣勢に立たされている「テレビ」という媒体。 その影響力の低下はSNS等でも盛んに言及されており、特にYouTubeとの対比で語られることが多いように思われます。 そこで今回は、なぜYouTubeのような媒体がテレビを突き放しつつあるのかということを「広告」という側面から検討していきたいと思います。 そもそもテレビの強みとは何だったのか テレビ番組はとても面白くて、学校や職場で話題になることが当たり前のコンテンツである。 インターネットが広く普及する以前の状況を知っている方々ならば、かつて存在したこの感覚をよく理解して頂けると思います。 それでは、なぜテレビは面白かったのでしょうか(あるいは、なぜ、いまでもある程度...
社会問題

【社会問題】今更ながらNIKEのCMがなぜ放映されたのかを考える【雑記】

NIKEといえばスポーツ関連製品やスニーカーで有名なグローバル企業ですが、2020年の11月末、NIKEが製作した自社製品のコマーシャル映像がSNSで話題となりました。 YouTubeでも公開されておりますので、リンクを貼っておきます。 ご覧の通り、CMのテーマは「差別(に立ち向かって自分らしく生きる)」であり、在日韓国・朝鮮人や黒人、あるいは女性全体に対する、とりわけ日本における差別が少女たちの視点を通じて表現されています。 「差別」は様々な意味で世論を二分する繊細なテーマであり、SNS上でも「マイノリティに対する差別を告発し、それに立ち向かう勇気を貰える良いCMだ」のような書き込みもあれば「まるで日本に不合理な差別があるかのような表現であり、NIKEは嘘を放映している」「(マイノリティを過度に優遇する)逆差別のほうが酷いのに」のような書き込みもあり、論争の種になっておりました。 本稿では、このCMが日本における差別の実態を反映しているか否か、あるいは、このCMが道徳的・倫理的に正しいか否には立ち入りません。 その代わり、なぜ、いまこのタイ...
投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2021年1月 食費削減の成功と娯楽費の増加

目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 家計簿 ①単月 ※雑費は日用品・医療費・散髪代・保険料の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など NHK受信料の支払い月だったので、「NHK受信料」の項目に数字が入っております。 娯楽費25,066円と高額ですが、ちょっとした趣味が見つかったので今後もこのペースになるかと思います。 食費は2ヶ月連続で2万円を下回り、今月は1万5千円をも下回りました。 テレワークによる昼食代の削減(会社では主に外食なので)とふるさと納税品(還付されるので支出に含めない)の摂取が効いています。 ②12ヶ月移動平均 季節要因も考慮するために12ヶ月移動平均も掲載します。 主な季節要因は家賃の...
自己紹介

【雑記】とても不思議な子供だった少年時代を振り返る【保育所編】

はじめに なんとなく人生を振り返りたくなりましたので、タイトルの内容について文章に纏め、ブログに掲載しようと思います。 「自己紹介」の足しにもなるだろうと思い書くものですが、読者の皆様向けというよりも自分のために書くという趣旨が濃い内容になります。 私の価値観や性格が前面に押し出される記事になっておりますので、不快感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。 無料で自由に見られるブログですので、その点はご容赦頂きたく。 それでは【保育所編】から始めていきたいと思います。 本編 いま思えば、保育所に通っていた頃から私の内向的な性格は行動に現れておりました。 保育所くらいまでの時期であれば「友達グループ」が極端に分裂するようなことはなく、私もガキ大将的な地位の人物に引っ張られながら(あれこれ指示されながら)保育所では遊んでおりました。 保育士の先生たちに連れられての公園遊び(雲梯やブランコで遊んだり、急坂をひたすら上ったり下ったり、戦隊ヒーローごっこをしたり)や、保育所施設内でのレゴ遊びなど、いたって普通の遊びをしていた...
投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2020年12月 娯楽費の使い過ぎを反省

・目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて 1. はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 2. 家計簿 ①単月 ※雑費は日用品・医療費・散髪代・保険料の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など 定期券を購入する月だったので、通勤交通費を計上しています。 娯楽費39,129円は使い過ぎですね。反省です。 一方、食費が2万円を切っているのは嬉しいです。 ②12ヶ月移動平均 季節要因も考慮するために12ヶ月移動平均も掲載します。 主な季節要因は家賃の更新料や、通勤交通費の定期代支払い、NHK受信料の一括前払いです。 合計金額は先月対比+2,033円の悪化。 今月の娯楽費の出費が大きかったためです。 ③セミリタイアシミュレ...
投資/家計簿

【家計簿&資産状況】2020年11月 バリュー株高騰でひと儲け

・目次 はじめに家計簿投資資産セミリタイアに向けて 1. はじめに 私はいまのところセミリタイアを目指しておりますので、普段の生活でも節制を心がけて資産形成に励んでおります。 自分自身への戒めと目標到達への励みとするべく、ブログで家計簿と資産形成状況を公開していきたいと思います。 2. 家計簿 ①単月 <固定費>金額<変動費>金額家賃68,810食費20,883電気代4,137雑費1,100ガス代2,325娯楽費15,412水道代1,628サラリーマン経費0通勤交通費0携帯電話2,103NHK受信料0<固定費計>79,003<変動費計>37,395<合計>116,398<家賃除く>10,193<家賃除く>47,588 ※雑費は日用品・医療費・服飾費の合計※サラリーマン経費は社内交際費や出張経費、クリーニング代など 冬場はどうしても電気代が高くなります。 この寒さの中、暖房を我慢するのは流石に難しいですね。 ...
エンタメ

【雑記】生配信スタイルのVtuberは落語の正統後継者であり、人気を得るのは当然だと思う

1.「雑談」だけで1億円? 日経新聞の「雑談で1億円」という見出しは煽りも込みなのでしょうが、特に人気有名Vtuberたちが配信で行う「雑談」が辞書的な意味での単なる「雑談」でないのはVtuber視聴者であれば了解済みのことと思います。 彼/彼女たちは予め話題を用意し、その話題をどう料理していくかを考え、人によってはリスナーの反応まで先読みして応答を考えているでしょう。 「雑談」配信すら作りこまれたネタであり、純粋な「雑談」とは似て非なるものです。 まるで雑談をするかのように面白い作りこまれたネタを話す。 そのスタイルはまさに、落語と同じだと言えるでしょう。 同じネタ(ゲーム等)をプレイしても演者によって全く違う配信になるという側面も落語に似ていますし、その日の客層や客席の反応を見て柔軟に演じ方を変えていくのも同じ、しかも、自分自身としてではなく架空のキャラクターになりきって演じるという点も同じです。 しかも、その架空のキャラクターの設定としての個性と演者の個性が適度にミックスされて作品が完成する、という点もまさに落語と同じ。 ...
エンタメ

【雑記】ニコ生での配信経験が履歴書に書ける「実績」となっているこの世界について

1. 記事内容まとめ ・人気Vtuberの多くは元生主(ニコニコ動画でのライブ配信者) ・若年期に「ゲーム」や「雑談」配信に時間を費やして得た実績が高収入に繋がっている ・十代における「発信活動」が「勉強」や「部活」に並ぶ価値を持つ時代が来ているのでは? 2. Vtuberがとても儲けているようだ 私は以前からVtuberの配信をよく見ており、エンタメとして非常に楽しませてもらっております。 そして同時に、新しいビジネスとしての側面にも興味を抱いておりました。 Vtuberの方々の収入源と言えば、YoutTubeの広告料やグッズ販売のほかに、スパチャ(スーパーチャットの略)というYouTube上における投げ銭があります。 厳密には単なる投げ銭ではなく、生配信にコメントをする際、お金を払うことで自分のコメントに色を付けることができるという機能であり、これによって自分のコメントを目立たされることができ、場合によっては配信者から固有の反応を引き出すことができるという代物です。 Vtuber界隈ではこのスパチャを大量に投稿する「スパチャ文...
社会問題

もはや学校は何かを学ぶ場所ではなく、テストを受けに行く場所になっているのではないか

・プロローグ 音楽の授業を受けたって歌や楽器は上手くならないし、美術の授業を受けたって絵や彫刻は上手くなっていない。 体育の授業で「身体の動かし方」を勉強したから運動が前よりもできるようになったなんて経験もないし、五教科の授業さえ、先生の言ってることがちんぷんかんぷんでどうにも理解できない。 学校の授業って、何の意味があるんだろう。 もちろん、国数社理英音美体のそれぞれが将来役に立つっていうことくらい、ぼんやりとは分かってる。 でも、学校に通ったって、授業を受けたって、授業から得られるものなんてないじゃん。 学校の授業が「役に立つ」能力を伸ばしてくれないじゃん。 五教科の筆記テストで良い点を獲るのは塾に通っている人ばっかりだし、音楽や美術、体育の授業で活躍するのは、ピアノを習っていたり、絵画教室に通っていたり、部活や学校外のスポーツチームに入って練習している人ばかり。 決して、学校の授業や課題を頑張っている人じゃない。 ・運動塾(体育塾)の誕生 この問題を考え始めるきっかけになったのは、幼児・小学生向けの「体育塾」や「運動塾...
自己紹介

自己紹介

1. 概要 名前:河瀬 みどり (ハンドルネームです)1990年代生まれ、製造業勤務、小説家志望、セミリタイアも目指しています。 2. 新人賞への小説応募歴 ・暮らしの小説大賞最終選考落選・メフィスト賞座談会掲載・小説すばる新人賞三次選考落選・電撃大賞二次選考落選 3. 生い立ち 4. 好きな作品はこちら 5. セミリタイアという生活を目指しています 6. アルファポリスにて自作小説を公開中です 7. YouTubeチャンネルも持っています 8. ブログランキング参加中! クリックお願いします!
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