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【雑記】ニコ生での配信経験が履歴書に書ける「実績」となっているこの世界について

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Vtuber
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1. 記事内容まとめ

・人気Vtuberの多くは元生主(ニコニコ動画でのライブ配信者)

・若年期に「ゲーム」や「雑談」配信に時間を費やして得た実績が高収入に繋がっている

・十代における「発信活動」が「勉強」や「部活」に並ぶ価値を持つ時代が来ているのでは?

2. Vtuberがとても儲けているようだ

私は以前からVtuberの配信をよく見ており、エンタメとして非常に楽しませてもらっております。

そして同時に、新しいビジネスとしての側面にも興味を抱いておりました。

Vtuberの方々の収入源と言えば、YoutTubeの広告料やグッズ販売のほかに、スパチャ(スーパーチャットの略)というYouTube上における投げ銭があります。

厳密には単なる投げ銭ではなく、生配信にコメントをする際、お金を払うことで自分のコメントに色を付けることができるという機能であり、これによって自分のコメントを目立たされることができ、場合によっては配信者から固有の反応を引き出すことができるという代物です。

Vtuber界隈ではこのスパチャを大量に投稿する「スパチャ文化」が盛んで、2020年8月にスパチャ累計額のランキングが発表された際には、その金額の大きさと日本発Vtuberによる占有率が界隈の外でもある程度話題になったほどです。

YouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」の累計金額ランキングが発表、上位7人を日本のVTuberが占める
収益化が可能になったYouTubeチャンネルのライブ配信では、広告による収益のほかに、視聴者が直接金銭の寄付を行う「スーパーチャット」による収益が得られます。世界中のYouTubeチャンネルの視聴者評価を収集してランク付けするサイト・Playboardで、スーパーチャットの累計金額のランキングが発表されており、記事作成...

そんなVtuberビジネスですが、先日、ついに日経新聞にもその「投げ銭」金額が取り上げられました。

Vtuber業界もビジネスの分野としてかなりメジャーな存在になってきたといえるでしょう。

Vチューバー、雑談で1億円 - 日本経済新聞
アニメ調のキャラクター姿で動画配信するバーチャルユーチューバー(Vチューバー)が経済圏を広げている。ファンがお金を払って応援コメントを送る「投げ銭」で1億円を稼ぐ配信者も現れ、獲得額で世界トップ3を独占。企業とのコラボや海外進出も相次ぎ、日本発の新たなエンターテインメントに育とうとしている。「おはよ~。二度寝しちゃって...

余談になりますが、日経に載ると何が良いかって、比較的お堅い場所である私の職場でも話題に出せることなんですよね。

年配のサラリーマンにとって日経の権威は相当なもので、「今日の日経に載ってましたよ」の一言はかなり効くのです。

もちろん、アニメ絵が動きながら奇声を発するということについて、それを訝しみ、異端の存在を嫌悪気味に見るような彼らの態度は変わらないのですが、日経に取り上げられたからにはもう「格下」扱いにならないんですよね。

話を本題に戻しますが、「お金」についての話ということで、この「スパチャ」をはじめとする収益から、Vtuverの演者たちがどれくらいの手取りを得ているのかという点はかなり気になる点でしょう。

インターネット上の噂によりますと、YouTubeの取り分はおよそ30%。

加えて、スパチャランキング上位陣のほとんどは特定のVtuber事務所に所属しており、事務所の取り分が30%程度あるとのことなので、残りの40%が配信者の額面収入ということになります。

ここから税金が引かれるわけですが、演者たちは個人事業主として所属事務所と契約している場合がほとんどのようですので、税金の支払い額は節税術次第というところでしょう。

それでも、スパチャが1億円あればそれだけで額面収入は4000万円。

しかも、普通のYouTuberと同様に動画再生に伴う広告料収入もあり、さらに、やたらめったら値段が高いグッズもかなりの売れ行きを見せているとのことで、1億円プレーヤーも数人とは言わず存在しているはずです。

Vtuverたちも(YouTuberがそうであるのと同様に)現代の「有名芸能人」として相応の稼ぎを得ている訳ですね。

そうなると、野次馬根性に溢れる一般人目線で気になるのは彼らの生い立ち。

「有名芸能人」がどうやって「有名芸能人」になっていったのかという物語です。

もちろん、その物語は一人一人違うものであり、何か特定の生まれや育ち方によって人気Vtuberが出来上がるわけでないのは百も承知です。

しかし、それでも、現在活躍している人気Vtuberの方々の多くに共通する、決して無視できない経歴があります。

それは、ニコニコ動画等で生配信を行う「生主」だったという過去です。

3. 生主の評判

Vtuberたちの演者は俗に「魂」と呼ばれ、演者たちが過去に別名義で活動を行っていたことがある場合、その別名義のことは「前世」と呼ばれます。

上述の通り、現在人気のVtuberたちの魂はその多くが前世で生主として活動していた過去があり、ニコニコ動画においても多くの視聴者を集めていた、要は経験豊かな生配信のベテランたちなのです。

しかし、人気Vtuberたちが経験してきたこの「生主」という活動について、私は以下の2点において特異な印象を抱いております。

①お金を生むような活動ではなかったということ

②社会的評判が良くない(良くなかった)活動であったこと

それぞれ説明していきますと、①の前半部は私の個人的考察というより事実の確認にあたります。

現在のYouTubeと異なり、当時のニコニコ動画にはゲーム実況や雑談等の生配信を行う生主たちに金銭的な報酬を与える仕組みはほとんどありませんでした。

何千人の同時接続者(生放送中にその生放送を見ている人の数)を集める人気配信者であっても、たとえ何時間の配信を行おうとも、一銭も入ってこない世界です。

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明日も物語に魅せられて

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