ルイス・キャロル

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ルイス・キャロル

小説 「鏡の国のアリス」 ルイス・キャロル 星2つ

1. 鏡の国のアリス「不思議の国のアリス」に並ぶルイス・キャロルの代表作。「不思議の国のアリス」については以前に記事を書きましたが、その続編たる本作も面白おかしいナンセンスジョークに満ちています。感想としてはほとんど「不思議の国のアリス」と同じなのですが、社会風刺が多かった印象の前作と比べ、こちらは純粋なジョークに特化している印象です。アリスと登場人物たちとの滑稽なやりとりはそれそのものの面白さもさることながら、数々の作品の「引用元」になっていることに思いを馳せながら読むと興味深いものです。鏡の国のアリス (角川文庫)posted with ヨメレバルイス・キャロル 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-02-25AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo
ルイス・キャロル

小説 「不思議の国のアリス」 ルイス・キャロル 星2つ

1. 不思議の国のアリスタイトルだけならきっと知名度100%なのではないでしょうか。数学者ルイス・キャロルによって著された児童書で、1865年刊行ながら今日まで全世界全世代で幅広く愛されている作品。「アリスの世界観をモチーフにした」が枕詞のエンターテイメント作品が製作されない年はないくらいに、古典として確固たる地位を確立しています。そんなポップなイメージとは対照的に、英語独特の表現や時代背景を反映した冗談が多いためにやや難解になってしまっているのが日本語翻訳版です。河合祥一郎氏の名訳をもってしても物語を十分に楽しめるとはいえないでしょう。ただ、「アリスの何が斬新だったか」を意識しながら読めば、特に創作に携わる人々からの人気が高いのも頷けます。不思議の国のアリス (角川文庫)posted with ヨメレバルイス・キャロル 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-02-25AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo
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