小説作家名「あ」行

☆(小説)

小説 「砂の城」 遠藤周作 星1つ

1. 砂の城 「海と毒薬」や「沈黙」で有名な、戦後日本文学を代表する作家の一人、遠藤周作の作品。解説でも「軽小説である」と言及されている通り、遠藤周作の名声を押し上げた文学作品たちとは一線を画す、すらすらと呼んでいける青春小説です。 ...
日日日

小説 「ゆめにっき」 日日日 星1つ

1. ゆめにっき 2004年に公開された知る人ぞ知るフリーゲーム、「ゆめにっき」のノベライズ版です。原作はRPGツクールで作成されたうえでネット上で無料公開されており、いまでも遊ぶことができます。また、本小説をはじめメディアミックスも盛んで...
☆☆(小説)

小説 「猫を抱いて象と泳ぐ」 小川洋子 星2つ

1. 猫を抱いて象と泳ぐ 不思議な世界観と優しく繊細な文体で人気を博す純文学作家、小川洋子さんの作品。小川さんの個性が前面に押し出されており、ファンの間で評価が高いことも頷けます。 しかし、そこが却って普遍性を損なっているような、万...
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☆☆(小説)

小説 「万延元年のフットボール」 大江健三郎 星2つ

1. 万延元年のフットボール ノーベル文学賞作家、大江健三郎の代表作として挙げられることが多い作品。同賞を受賞したきっかけになった作品とも言われています。 文体や比喩表現、人物造形は独特で、確かに意味深長な文学作品ではあるの...
☆☆(小説)

小説 「嵐が丘」 エミリー・ブロンテ 星2つ

1. 嵐が丘 英国の著名な作家、ブロンテ三姉妹の二番目、エミリー・ブロンテの小説です。サマセット・モームの「世界の十大小説」にも選ばれる歴史的名作だそうです。 とはいえ、大いに楽しめたかと言われればそうではありません。二つの家系の愛憎...
☆☆☆(小説)

小説 「O・ヘンリ短編集(三)」 O・ヘンリ 星3つ

1. O・ヘンリ短編集(三) ウィットに富んだ物語で読者をひきつけるアメリカの作家、O・ヘンリの作品集その3です。その2の感想はこちら。 前2巻に比べるとやや威力は落ちるものの、それでも作品から漂う風格と哀愁にはただならぬものがありま...
☆☆☆(小説)

小説 「O・ヘンリ短編集(二)」 O・ヘンリ 星3つ

1.O・ヘンリ短編集(二) 著名なアメリカの短編作家、O・ヘンリの作品集その2です。その1の感想はこちら。 温かく切ない作風は相変わらず良いものです。特にこの(二)には彼の最高傑作である「賢者の贈り物」が収録されており、それだけでも読...
朝井リョウ

小説 「桐島、部活やめるってよ」 星2つ 朝井リョウ

1. 桐島、部活やめるってよ 新進気鋭の若手小説家、朝井リョウさんのデビュー作です。 今時の若者の心理を生々しくかつ繊細に描いた作品として話題になり、 また、その印象的なタイトルは多くのパロディを生み出しました。実写映画もされ、日本...
☆☆☆(小説)

小説 「O・ヘンリ短編集(一)」 O・ヘンリ 星3つ

1. O・ヘンリ短編集(一) 19世紀に活躍した短編の名手、O・ヘンリの作品集です。 アメリカの都会に生きる人々の哀愁と情緒あふれる生活がシニカルさと人情味をもって描かれている、そんな作品たちでした。 O・ヘンリ短編集 (1) ...
☆☆☆(小説)

小説 「六番目の小夜子」 恩田陸 星3つ

1. 六番目の小夜子 第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、恩田陸さんのデビュー作となった本作。 学園小説の名手である恩田陸さんの原点というべき作品です。 「明るくハッピーな話」「後味の悪い背徳的な話」「悲しく切...
☆☆(小説)

小説 「ネバーランド」 恩田陸 星2つ

1. ネバーランド 「夜のピクニック」で第2回本屋大賞を受賞し、それ以外にも数々の名作がある恩田陸さんの作品。 「夜のピクニック」同様、高校生の濃密な青春を描いた本作ですが、独特の暗さと明るさが共存した作風を楽しむことはできました。...
☆☆(小説)

小説 「光の帝国 常野物語」 恩田陸 星2つ

1. 光の帝国 常野物語 多くの人気作を世に送り出してきた恩田陸さん。彼女の初期の作品で、伝承のような雰囲気を持つ落ち着いたファンタジーです。 ややホラー気味の不思議な話を独特の語りで書くという恩田さんの十八番。それを体現した作品で...
☆☆(小説)

小説 「夏と花火と私の死体」 乙一 星2つ

1. 夏と花火と私の死体 山白朝子、中田永一名義でも有名な乙一さんのデビュー作。 16歳でこのストーリーを書ききるのはまさに衝撃だといえるでしょう。稚拙なところも多いように感じられましたが、才気溢れる作品です。 ...
☆☆☆☆(小説)

小説 「暗いところで待ち合わせ」 乙一 星4つ

1. 暗いところで待ち合わせ 人気作家、乙一さんの文庫書き下ろし作品です。 類を見ない斬新な設定と普遍的で温かな感情を共存させたこの作品。私としては乙一さんの最高傑作だと思っています。 暗いところで待ち合わせ ...
☆☆☆(小説)

小説 「博士の愛した数式」 小川洋子 星3つ

1. 博士の愛した数式 第1回本屋大賞を受賞したミリオンセラーです。 数々の文学賞を受賞されている小川洋子さんの作品の中でも、間違いなく最も知名度が高い作品でしょう。温かさ、柔らかさの中に、人間の哀しみをほんの一滴だけ混ぜたような、...
☆☆☆(小説)

小説 「すいかの匂い」 江國香織 星3つ

1. すいかの匂い 直木賞をはじめ華々しい受賞歴を誇る人気作家、江國香織さんの短編集です。 少し陰惨で生々しい少女時代の記憶・感覚。それが本書に通底するテーマであり、江國さんの瑞々しい筆致からはまるでその日々の手触りや匂いまでもが伝...
☆☆☆☆(小説)

小説 「僕と1ルピーの神様」 ヴィカス・スワラップ 星4つ

1. 僕と1ルピーの神様 第81回アカデミー賞(2009年)で最多8部門を受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作です。 著者のスワラップ氏はインドの現役外交官であり、リアルなインドの描写がスリリングな物語を引き立てています。 ...
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