小説 「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部ヒミツの話」 武田綾乃  星1つ

響け! ユーフォニアム
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1. 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部ヒミツの話

吹奏楽部に所属する高校生を描いた人気シリーズの番外編短編集。元は宝島社のウェブサイトに掲載されていたもので、それを纏めて出版という運びだそうです。

無料で公開されていた作品とはいえ、これはちょっと、と思うようなクオリティでした。

2. あらすじ

・あの子には才能がある

「あの子には才能がある」
いつもそう言われて育ってきた斎藤葵。
しかし、北宇治高校で田中あすかと出会い……。

・犬と猿とおかん

吉川優子と中川夏紀の出会いの話。
当初から喧嘩ばかりの二人だが、その関係を評する梨子は……。

・とある冬の日

全国大会が終わり、三年生が引退し、北宇治高校吹奏楽部にも冬がやってきた。
三年生なしでの定期演奏会を前に、胸に秘めた想いをもてあます秀一だったが……。

他、11篇、全14篇を収録。

3. 感想

意味のない話が多かったように思えます。起承転結がしっかりしていなくて、なにを言いたいのか分からないことが多く、かといって断片的な描写からキャラクターの意外な一面が見られることもありません。

確かに、「北宇治高校吹奏楽部の日常」としてしまえばそれまでなのかもしれませんが、単独で話として面白くなく、しかも、本編に新たな視点を与えないというのでは時間の無駄すぎます。

小説として最低限のひねりが欲しかったなというのが感想です。

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