【おもひでぽろぽろ】郷愁感は十分だが物語としてはイマイチなスタジオジブリの駄作 評価:1点【高畑勲】

おもひでぽろぽろ

高畑監督によるスタジオジブリの映画作品。その他の作品と比べればマイナーですが、テレビ放送は8回を数えます。

主人公が少女時代を振り返るパートでは頷けるところもありましたが、全体の筋書きは首をひねってしまうものでした。

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あらすじ

1982年の夏、タエ子は有休をとって姉の夫の実家に行くことにした。都会の喧騒を離れ、田舎暮らしをしてみたかったのだ。

山形に向かう新幹線に乗り込むと、タエ子の心に小学五年生の頃の思い出が浮かび上がってくる。

帰る田舎のない夏休み、初恋の相手、不味いパイナップルの味、演劇で活躍したこと、生理の話、父親に殴られたこと、貧乏な転校生の「あべくん」。

ありし日の姿と、東京のOLとして働く自分と、田舎の風景。

山形の農家としてタエ子を迎えるトシオとの関係。

タエ子の明日はどちらに......。

感想

小学生の頃の記憶は良いですね。家族の理不尽な感じがとても懐かしく感じます。

特に、パイナップルを食べるシーンで「不味い」と言いずらい雰囲気や、年少の者が押し付けられてたくさん食べる羽目になるのは辛い想い出が蘇りました。

分数ができなくて人格まで否定され、得意な演劇の道は諦めさせられたりと、ああ、親ってこんな感じだなと思わせてくれます。

ただ、そういった一部の断片を除いたストーリー全体は陳腐であると感じました。

都会と田舎の対比、年齢と婚期、旅先での男性との出会い。

ベタな要素をまき散らすだけまき散らしておいて、特段ストーリーに起伏があるわけでもなく、回想要素を使った脚本構成技術が光るわけでもない。

タエ子が都会への想いを振り切って村へと戻っていくのも唐突で強引な展開でした。

懐かしくは思うけれども、あまり心に残らない作品です。

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