パプリカ

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アニメ映画 「パプリカ」 監督:今敏 星1つ

1. パプリカ2006年公開のアニメ映画で、監督は「PERFECT BLUE」や「千年女優」、「東京ゴッドファーザーズ」を手がけた今敏さん。筒井康隆さんの同名小説が原作で平沢進さんが主題歌を手がけるなど、この手の作品が好きな人には好まれる面子が揃っているといえるでしょう。「千年女優」は当ブログでもレビュー済みです。そんな濃密な面子によって製作された本作ですが、過度にマニア向けだったというのが妥当な評価でだと思います。映像表現の技術的な面には見るべきものがあるのかもしれませんが、普通の人が普通に見てエンタメとして楽しめるような映像表現にはなっておりません。さらに、物語という点に目を向けると全体的に稚拙な部分が多く、まるで自意識過剰な学生が急ピッチで撮影しましたとでもいうようなちぐはぐ感が目立っておりました。2. あらすじ主人公、千葉敦子(ちば あつこ)はサイコセラピストとして働いている。「DCミニ」という装置を使って患者の夢の中に入り、精神治療を行うことが彼女の仕事だ。そんなある日、「DCミニ」の開発元であり敦子の勤め先でもある精神医療総合研究所から「DCミニ」が盗まれてしまう。当初、犯...
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