教養書 「日本の中央―地方関係」 市川喜崇 星3つ
1.日本の中央―地方関係地方分権が叫ばれて久しい今日ですが、政治学では昔から「集権」「分権」は大きなテーマでした。そして、2012年に刊行された本書は、著者も認めるところの、これまでの通説に正面から斬ってかかった著作となっております。戦後日本は「明治以来の集権体制」なのか「分権の進んだ民主国家」だったのか。その切り分けがまだあなたの頭の中にあるならば、この本は十分な威力を発揮するでしょう。日本の政治に関心がある人ならば一度は読んで欲しい本です。日本の中央―地方関係: 現代型集権体制の起源と福祉国家posted withヨメレバ市川 喜崇 法律文化社 2012-11-09AmazonKindle楽天ブックス
2017.07.30
政治制度・統治機構・法学☆☆☆(教養書)