漫画

推薦漫画

【漫画】おすすめ漫画ランキングベスト5【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した漫画の中からベスト5を選んで掲載しています。 バトル漫画や過度なハーレム漫画をあまり好まないため、ヒューマンドラマ中心のランキングとなっております。 第5位 「トーマの心臓 」萩尾望都 【あどけない少年たちの友情と信仰】 第4位 「ハチミツとクローバー」羽海野チカ 【夢と片想いの甘苦い青春】 第3位 「あずまんが大王」あずまきよひこ 【抱腹絶倒の元祖女子高生コメディ】 第2位 「1518! イチゴーイチハチ! 」相田裕 【挫折と再生の青春生徒会物語】 第1位 「めぞん一刻」高橋留美子 【笑顔と感動 ラブコメの金字塔】
ハチミツとクローバー

【ハチミツとクローバー】甘くて切ない「夢」と「片想い」の青春恋愛漫画 評価:4点【羽海野チカ】

1. ハチミツとクローバー 2000年代前半に一斉を風靡した少女漫画。 著者は羽海野チカさんで、現在は白泉社の月間漫画雑誌「ヤングアニマル」で青春将棋漫画「3月のライオン」を連載されています。 10巻完結ながら累計発行部数は800万部に達し、アニメ化と実写映画化も果たしているなど、名実ともに堂々たる人気作品である本作。 2度の掲載紙休刊を乗り越えて連載が続いた作品でもあり、マイナーな掲載紙出身ながら大ヒット作にまでのし上がった経緯にもドラマを感じさせます。 そんな本作を今更ながら読了したのですが、評判や販売実績に値するような、素晴らしい感動作でした。 多様な登場人物たちの恋模様と夢の探求、もがき続ける中で生まれる葛藤が濃密に描かれており、とにかく一話一話の盛り上がり度合いが著しく高い作品です。 中だるみや「捨て回」のような話が存在せず、まさに人生のハイライトを駆け抜けているような、甘くて苦い青春のひとときを自分自身が経験したかのように錯覚させられる名作です。 2. あらすじ 物語の主な舞台は浜田山美術大学。 東京に存...
ママレード・ボーイ

【青春恋愛】漫画 「ママレード・ボーイ」 吉住渉 星1つ

1. ママレード・ボーイ 1990年代、毎月250万部近い発行部数を誇っていた全盛期の「りぼん」で看板級の人気を持っていた少女漫画。 累計発行部数は1000万部以上、アニメ化及びドラマ化も果たしており、時代を代表した作品の一つだと言えるでしょう。 しかしながら、個人的な感想としては凡作を下回って駄作という印象。 物語として感動するポイントが全く見当たらず、やっつけ仕事のような展開ばかりが繰り返される光景に辟易としながらなんとか読み切った次第です。 2. あらすじ 主人公は女子高生の小石川光希(こいしがわ みき)。 ある日、両親である小石川仁(じん)と小石川留美(るみ)から、離婚してそれぞれが新しいパートナーと結婚するつもりなのだと告げられる。 その新しいパートナーというのも、松浦要士(まつうら ようじ)と松浦千弥子(ちやこ)という夫婦。 いわば、小石川夫婦と松浦夫婦でパートナーを取り換えるという話なのである。 しかも、新しい家族同士で同居したいとまで言うのだから、光希の頭は大混乱。 あまりに無茶苦茶な両親の行動...
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推薦漫画

オールタイムベスト 「漫画」

はじめに 当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、その魅力に気づいて頂ければと願っております。  「1518! イチゴーイチハチ!」 相田裕 星4つ 【楽しく切ない青春生徒会物語】 「あずまんが大王」 あずまきよひこ 星4つ 【元祖 女子高生コメディ】 「ハチミツとクローバー」 羽海野チカ 評価:4点 【夢と片想いの甘苦い青春】 「聲の形」 大今良時 星3つ 【いじめ・再生・聴覚障がい】 「湯神くんには友達がいない」 佐倉準 星3つ 【孤独は罪か? 友達とは何か?】 「めぞん一刻」 高橋留美子 星5つ 【ラブコメの金字塔】 「トーマの心臓」 萩尾望都 星...
学習漫画・世界の伝記

漫画 「ジャンヌ・ダルク」 学習漫画・世界の伝記 星3つ

1. ジャンヌ・ダルク 集英社から発売されている「学習漫画・世界の伝記」シリーズ。 世界史上で活躍した様々な人物の生涯を漫画で紹介するというシリーズの中から、今回はたまたま興味を持って読んだ「ジャンヌ・ダルク」のレビューをいたします。 小学生向けに書かれた学習漫画だけあって非常に読みやすく、(おそらく本作の狙い通りに)ジャンヌ・ダルクの生涯について知見を深めることができました。 それにしても、本当に奇跡のような生涯で、時おり起こるまさに漫画のような展開はそれが歴史的事実であるという点において驚愕させられます。 2. あらすじ 1412年1月6日、フランス東部ドンレミ村の農家に一人の少女が生まれた。 ジャンヌと名付けられたこの赤子こそ、後にフランスの英雄となるジャンヌ・ダルク。 このとき、フランスはイギリスとの百年戦争を戦っており、戦況は劣勢。 パリを中心とする北部はイギリス側についたブルゴーニュ公の手に落ちており、フランス側を率いるシャルル王太子はシノンという町でひっそりと身を隠している有様だった。 そんな戦争の渦中...
☆☆☆(漫画)

漫画 「聲の形」 大今良時 星3つ

1. 聲の形 2013年から2014年にかけて週刊少年マガジンで連載されていた作品。 小学校における聴覚障がい者への苛烈ないじめ描写から一時は読み切りすら掲載見送りとなりかけたものの、日本ろうあ協会の許可を経て読み切り掲載に漕ぎつけ、それが大反響を生んで連載へと辿り着いた作品となっています。 さらに、2016年に京都アニメーションによって製作されたアニメ映画が大ヒットし、本作のさらなる躍進に結びつきます。全七巻の社会派漫画としては異例の総発行部数300万部超となり、漫画史にその名前を残す作品となりました。アニメ映画版は本ブログでレビュー済みです。 個人的にも、いじめた側といじめられた側の再生物語として良作だと感じました。少年漫画の王道展開を敢えて避け、世の中の都合よくいかない側面、人間の嫌な部分を描き出そうとしている側面も高評価です。 2. あらすじ 主人公の石田将也(いしだ しょうや)は小学六年生。親友の島田一旗(しまだ かずき)や広瀬啓祐(ひろせ けいすけ)と一緒に悪ふざけをして過ごすことで活発な小学校生活を送っていた。 ...
スペクトラルウィザード

漫画 「スペクトラルウィザード 最強の魔法をめぐる冒険」 模造クリスタル 星3つ

1. スペクトラルウィザード 最強の魔法をめぐる冒険 「ミッションちゃんの冒険」というweb漫画で有名になり、現在は「金魚王国の崩壊」などのweb漫画を連載するほか、同人誌即売会コミティア等で作品を発表しているサークル、模造クリスタルの商業化作品。前作「スペクトラルウィザード」の続編となっております。 「スペクトラルウィザード」の感想はこちら。 中編×3と掌編×2という構成だった前作とはうって変わって、今回は一本の長編+エピローグ的な掌編という構成。副題の通り、「最強の魔法」を巡る騎士団と魔術師たちの争いが描かれます。陰謀渦巻き、敵味方が入り乱れ、裏切りに次ぐ裏切りが起こる展開でハラハラドキドキさせながらも、その裏に流れる他者との関係性についての示唆が物語に深みを与えています。 2. あらすじ 危険な魔術書の研究により魔術師ギルドがテロ組織として認定され、科学技術集団である騎士団によって多くの魔術師が逮捕・処刑された。魔術師ギルドは解散を余儀なくされ、離散した魔術師も危険人物として追われている。 そんな中、魔術師のスペクトラルウ...
なんだこの人生

【なんだこの人生 日曜しか生きた心地がしない社畜OLの日常】労働に打ちひしがれ虚無な日々に絶望する新米社会人の苦悩 評価:2点【橋本ゆの】

1. なんだこの人生 奇妙なタイトルの作品ですが、調べてみるとTwitter発のコミックエッセイということでそれも納得できます。 橋本ゆのさん(@riko3_)という現時点で4.5万人のフォロワーを抱える人気ツイッタラー(インフルエンサー?)さんが出版する初の単行本とのこと。 ポップな雰囲気の表紙やタイトルに違わず気軽に読める内容ですが、反面、現代社会においてサラリーパーソンとして働くことの意義について考えさせられる作品でもありました。 社会から受ける暗黙の要請に応じて学校に通い、これまた暗黙の要請に応じて会社に入って働いているのに、まさに「なんだこの人生」と思ってしまうような生活を送っている方々には刺さる作品だと思います。 2. あらすじ 藤井香菜子(ふじい かなこ)は都心で働くOLで、社会人二年目。 しかしながら、キラキラした生活とは縁遠い日々を送っている。 「毎日満員電車に乗りつらい思いをして働き、土曜は一日中寝ていて活動しているのは日曜だけ……という1週間を過ごす。こんな生活が1年後も5年後も10年後もずっとずっと続く...
電車男

漫画 「電車男」 原秀則 星1つ

1. 電車男 インターネット掲示板「2ちゃんねる」での書き込みをもとにした恋愛物語で、小説、漫画、映画、そしてテレビドラマと様々なメディアミックスを経て話題になりました。 特に伊藤淳史と伊東美咲主演のテレビドラマ版は大ヒットし、視聴率は平均で20%を越えたほどです。気弱なオタク男性と典型的な美女がひょんなことから出会い、恋に落ちていくというありがちな展開ながら、当時は現在よりも輪をかけてキワモノ扱いだったインターネット掲示板を物語のギミックとして使用したことが評判となりました。 インターネット住民たちに応援されながら恋愛を通じて成長していく主人公への共感と、インターネット住民たちが行う「インターネットを通じた応援」の独特さ、そして、主人公の行動から勇気を得て変わっていくインターネット住民たちの人生という二重三重の面白さが小気味のよいエンタメを提供しつつ、それでいて芯には真っすぐすぎるほどの純愛が据えられているという点で斬新だったのです。 さて、そんな「電車男」の、今回は漫画版を読んでみたのですが、感想としてはとても残念なものでした。私は「原作」であるインターネ...
蓬莱トリビュート

【中華ファンタジー】漫画 「蓬莱トリビュート」 鮫島円人 星2つ

1. 蓬莱トリビュート 漫画中心の出版社、リイド社が運営するweb漫画サイト「トーチ」に連載されていた作品。 現在も続編として「蓬莱 エクステンド」が連載されているようです。 内容は中国の古典を漫画化したというもので、2~30ページかそれに満たないくらいの短編が10話収録されています。 いにしえの時代の物語らしい、独特の展開と早すぎるくらいのテンポが特徴です。 2. あらすじ ・第3話 狐の掟 墓守の男はある日、狐が犬の集団に襲われているのを発見し、狐を救助する。 その晩、男の家を訪れてきたのは美しい娘。 「今日はどうも助けて頂いて」。 男はこの娘と恋仲になるのだが......。 ・第5話 異類の娘【虎】 官僚としての赴任先に向かう申屠澄は道中、猛吹雪に襲われる。 飛び込んだ人家で申を迎えたのは半獣半人の夫婦とその美しい娘。 一晩で娘と親交を深めた申は娘を連れて行ってもよいかと夫婦に頼むのだが......。 3. 感想 ハッピーエンドから後味の悪い話、切ない話までバリエーションが豊...
☆☆(漫画)

漫画 「ご近所物語」 矢沢あい 星2つ

1. ご近所物語 「NANA」「天使なんかじゃない」「Paradise Kiss」など多くの代表作を持つ少女漫画家、矢沢あいさんの作品。1990年代の中盤に「りぼん」で連載され、同時期にアニメが放映されていたことから、若手社会人世代にとって懐かしい作品だといえるのではないでしょうか。「天使なんかじゃない」からゲスト出演しているキャラクターがいたり、「Paradise Kiss」が同舞台での数年後の話になっているなど、他の矢沢あい作品とのリンクが楽しめるのも特徴です。「天使なんかじゃない」「Paradise Kiss」に関しては本ブログでも既に記事を書いております。 そんな本作ですが、総合的な評価としては凡作だと感じました。少女漫画の肝である恋愛面、そして、デザイン系の高校を舞台にしているというところから発される夢を追う若者という面。その両面においてやや盛り上がりに欠けてしまった印象です。 2. あらすじ 幸田実果子(こうだ みかこ)は矢沢藝術学院に通う高校一年生。夢はファッションデザイナーとして自分のブランドを立ち上げることで、...
☆(漫画)

漫画 「数学ガール」 原作:結城浩 作画:日坂水柯 星1つ

1. 数学ガール 数学をテーマにした小説「数学ガール」の漫画版で、原作者はプログラミングの実用書で有名な結城浩さん、作画は後に「白衣のカノジョ」を手がけることになる日坂水柯さんとなっております。 原作の購入も検討したのですが、「数学の面白さを伝える」がメインで文芸的な特徴が薄いのであれば漫画版でも同じだろうと考え、漫画版を購入いたしました。しかし、これが大失敗。(もしかすると原作もこうなのかもしれませんが)数学については理数系に詳しくない人間を楽しませようという意図が一切ないような説明しかされないうえ、恋愛を軸とした物語にも数学が深く関わるわけではなく、かといってラブストーリーは非常に陳腐。一般向け数学本としても漫画としても平凡の水準にさえ達していない作品でした。 2. あらすじ 高校生の「僕」は数学好きで、中学時代は放課後ひとりで数式を展開するほどだった。 そんな「僕」にも高校では数学仲間ができる。同学年のミルカさんと後輩のテトラちゃん。ミルカさんは「僕」よりも数学に長けており、いつも「僕」に問題を出す側。逆に、テトラちゃんは「僕」に数学を教わ...
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