【海外純文学】おすすめ海外純文学小説ランキングベスト7【オールタイムベスト】
☆☆☆(教養書)
新書 「入門 公共政策学」 秋吉貴雄 星3つ
1. 入門 公共政策学「政治学」や「行政学」とは似て非なる学問領域、「公共政策学」への入門書。学際的であり、問題解決を目的であることを強調しつつ、様々な事例を通じて公共政策学の片鱗に触れることができます。一つ一つの事例は面白いものもあるのですが、やや体系に欠けるところがあり学問分野への「入門」のわりにそれなりのリテラシーが要求されるものになっていました。入門 公共政策学 - 社会問題を解決する「新しい知」 (中公新書)posted with ヨメレバ秋吉 貴雄 中央公論新社 2017-06-20AmazonKindle楽天ブックス
教養書 「岩波講座 日本経済の歴史 1中世」 中林真幸他 星3つ
1. 岩波講座 日本経済の歴史 1中世定評ある叢書シリーズの一つ、岩波講座の新しいシリーズです。中世以降の日本経済の歩みが最新の知見をふんだんに盛り込んで紹介されています。中世はあまり関心のある分野ではなかったのですが、それでも興味深い事象を多く知ることができました。中世 11世紀から16世紀後半 (岩波講座 日本経済の歴史 第1巻)posted with ヨメレバ中林 真幸 岩波書店 2017-07-12AmazonKindle楽天ブックス
教養書 「日本の中央―地方関係」 市川喜崇 星3つ
1.日本の中央―地方関係地方分権が叫ばれて久しい今日ですが、政治学では昔から「集権」「分権」は大きなテーマでした。そして、2012年に刊行された本書は、著者も認めるところの、これまでの通説に正面から斬ってかかった著作となっております。戦後日本は「明治以来の集権体制」なのか「分権の進んだ民主国家」だったのか。その切り分けがまだあなたの頭の中にあるならば、この本は十分な威力を発揮するでしょう。日本の政治に関心がある人ならば一度は読んで欲しい本です。日本の中央―地方関係: 現代型集権体制の起源と福祉国家posted withヨメレバ市川 喜崇 法律文化社 2012-11-09AmazonKindle楽天ブックス
新書 「組織の限界」 ケネス・J・アロー 星3つ
1. 組織の限界ノーベル経済学賞を受賞し、「アローの不可能性定理」等で著名な経済学者、ケネス・アロー氏の講演集です。もともと岩波から出ていたのですが、このたび筑摩書房から復刊ということで読んでみました。現代の政治・経済学が取り組んでいる論点について、従前から鋭い指摘を行っていたアロー氏の視点には驚くばかりです。組織の限界 (ちくま学芸文庫)posted with ヨメレバケネス・J. アロー 筑摩書房 2017-03-08AmazonKindle楽天ブックス
教養書 「資本主義が嫌いな人のための経済学」 ジョセフ・ヒース 星3つ
1. 資本主義が嫌いな人のための経済学カナダの哲学者、ジョセフ・ヒースによる経済学の本。刺激的なタイトルですが、内容の本質を表しているのは帯のコメント。「ヤバくない経済学」。経済学の主流王道基本の考えをもとに、右派そして左派にはびこる誤謬を指摘するという著作です。資本主義が嫌いな人のための経済学posted with ヨメレバジョセフ・ヒース エヌティティ出版 2012-02-09AmazonKindle楽天ブックス
教養書 「地方自治入門」 稲継裕昭 星3つ
1. 地方自治入門早大の公共経営大学院教授や放送大学教授を務められている稲継裕昭氏の著書です。自治体運営を専門にしているだけあって、自治体の構造や依拠する制度を知るにはたいへんためになる本です。必要な情報がコンパクトにまとめられ、文章も読みやすく書かれています。新事実を発見したり、新しい概念を築くために深く分析する類の本ではなく、あくまで概説書なので★5や★4はつけづらいところはあります。しかし、載っていることはそれらの本を読むために前提知識であり、この本抜きにはどんな自治体関係の本を読んでも理解が浅くなってしまうかもしれません。この分野に興味のある方になら一読を勧められる良書です。地方自治入門 (有斐閣コンパクト)posted with ヨメレバ稲継 裕昭 有斐閣 2011-08-26AmazonKindle楽天ブックス