2020-10

オールタイムベスト

オールタイムベスト 「小説」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、その魅力に気づいて頂ければと願っております。  「イリヤの空、UFOの夏」 秋山瑞人 星5つ 【夏休みの延長戦、少年と少女の逃避行】 「砂の女」 安部公房 星5つ 【世界で評価された日本純文学の最高傑作】 「ディアナ・ディア・ディアス」 新井素子 星3つ 【純血の王位をめぐる異色のファンタジー】 「砂漠」 伊坂幸太郎 星3つ 【おかしく楽しく切ない大学生活】 「あすなろ物語」 井上靖 星3つ 【少年が若者になる過程を詩情豊かに描く】 「僕と1ルピーの神様」 ヴィカス・スワラップ 星4つ 【スラム街出身の少年がインドを駆け抜...
オールタイムベスト

オールタイムベスト 「教養書」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名著ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、手に取って頂ければと願っております。  (並び順は著者名五十音順です) 「憲法Ⅰ 人権」 青井美帆・山本龍彦 星4つ 【大学レベルのまともな「憲法入門」】 「物語 フランス革命」 安達正勝 星3つ 【「フランス革命」の軌跡を概観する】 「日本の中央―地方関係」 市川喜崇 星4つ 【地方政府が持つ権限の特徴】 「戦争の世界史」 ウィリアム・H・マクニール 星3つ 【技術・軍隊・社会の相互作用による「世界史」】 「福祉資本主義の三つの世界」 エスピン=アンデルセン  星4つ 【「自由・保守・社民」現代福祉国家研究の古典】 「単一民族神話の...
オールタイムベスト

オールタイムベスト 「漫画」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、その魅力に気づいて頂ければと願っております。  「1518! イチゴーイチハチ!」 相田裕 星4つ 【楽しく切ない青春生徒会物語】 「あずまんが大王」 あずまきよひこ 星4つ 【元祖 女子高生コメディ】 「聲の形」 大今良時 星3つ 【いじめ・再生・聴覚障がい】 「湯神くんには友達がいない」 佐倉準 星3つ 【孤独は罪か? 友達とは何か?】 「めぞん一刻」 高橋留美子 星5つ 【ラブコメの金字塔】 「トーマの心臓」 萩尾望都 星4つ 【少年たちの友情と信仰】   「なんだこの人生 日曜しか生きた心地がしない社畜OLの日常」...
オールタイムベスト

オールタイムベスト 「映像作品」

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、鑑賞して頂ければと願っております。  (並び順はタイトル名五十音順です) 「アナと雪の女王」 監督: クリス・バック 星4つ 【愛の形を問う、ディズニーの「新しい」名作】 「アルモニ」 監督:吉浦康裕 星4つ 【心揺さぶる短編学園アニメーションの佳作】 「イヴの時間」 監督:吉浦康裕 星3つ 【人間とアンドロイドを「区別しない」カフェ】 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 監督:押井守 星3つ 【アニメ映画史に残る時間系SFの古典的怪作】 「おジャ魔女どれみ」 原作:東堂いづみ 星3つ 【一世を風靡した「ニチアサ」魔法少女アニメ】 「...
☆☆(映像作品)

アニメ映画 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 監督:石立太一 星2つ

1. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 京都アニメーションが手掛ける同名テレビアニメシリーズの映画版で、2020年9月18日に公開されました。既に100万人近い動員数と10億円以上の興行収入を記録しており、十分に大ヒットだと言えるでしょう。 しかし、個人的にはやや凡庸な映画だったという印象を受けました。 もちろん、美麗なアニメーションや音楽は流石の高品質だったのですが、欠点として、戦争描写の非現実性や、物語の最終目的が「愛している」の意味を知るという点が鼻につきます。 手紙の代筆を通じて家族や恋人を繋ぐ役割を果たす代筆屋の物語、という比較的リアル路線の部分が感動への訴求点となっている作品だったので、なおさら、時おり露呈するいかにも「深夜アニメ」や「ラノベ」的側面が本作の足をかなり引っ張っているように思えたのです。 2. あらすじ 4年間に渡る大陸戦争が終結してから幾何かの時間が経過し、世界には久方ぶりの平和が訪れていた。 ライデンシャフトリヒ国の首都ライデンに住む18歳の少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンもそんな平和を享受...
学習漫画・世界の伝記

漫画 「ジャンヌ・ダルク」 学習漫画・世界の伝記 星3つ

1. ジャンヌ・ダルク 集英社から発売されている「学習漫画・世界の伝記」シリーズ。 世界史上で活躍した様々な人物の生涯を漫画で紹介するというシリーズの中から、今回はたまたま興味を持って読んだ「ジャンヌ・ダルク」のレビューをいたします。 小学生向けに書かれた学習漫画だけあって非常に読みやすく、(おそらく本作の狙い通りに)ジャンヌ・ダルクの生涯について知見を深めることができました。 それにしても、本当に奇跡のような生涯で、時おり起こるまさに漫画のような展開はそれが歴史的事実であるという点において驚愕させられます。 2. あらすじ 1412年1月6日、フランス東部ドンレミ村の農家に一人の少女が生まれた。 ジャンヌと名付けられたこの赤子こそ、後にフランスの英雄となるジャンヌ・ダルク。 このとき、フランスはイギリスとの百年戦争を戦っており、戦況は劣勢。 パリを中心とする北部はイギリス側についたブルゴーニュ公の手に落ちており、フランス側を率いるシャルル王太子はシノンという町でひっそりと身を隠している有様だった。 そんな戦争の渦中...
☆☆(教養書)

新書 「老いた家、衰えぬ街」 野澤千絵 星2つ

1. 老いた家、衰えぬ街 明治大学政治経済学部の教授で、都市計画やまちづくりを専門とする野澤千絵氏の著作です。 近年は報道番組等でも取り上げられることも多い「空き家」の問題について、その現実的な弊害と解決の難しさ、講じられている方策、そして、一人一人が住まいの「終活」をする重要さが説かれています。 各論的な項目が多く、包括的な枠組みに欠ける点がやや難だとは思いましたが、空き家が解消されない要因と、関係ないと思っていても思わぬきっかけから当事者になってしまう可能性についての言及、そして、日本や世界で行われている様々な解決策についての紹介など、この分野における多様な知識を得るのにはそれなりに有用な新書でした。 2. 目次 第1章 国民病としての「問題先送り」症候群第2章 他人事では済まされない相続放棄第3章 世界でも見られる人口減少という病第4章 空き家を救う支援の現場から第5章 さあ「住まいの終活」を始めよう 3. 感想 住宅政策は本ブログが継続的に関心を持っている分野であり、これまでも、「住宅政策のどこが問題か」や「新築がお好きですか...
☆(小説)

小説 「冬の巨人」 古橋秀之 星1つ

1. 冬の巨人 「ブラックロッド」で第2回電撃ゲーム小説大賞を受賞してデビューした、古き良きライトノベル作家である古橋秀之さんの作品。その人気は根強く、2007年に徳間デュアル文庫から刊行されたのち、2014年に富士見L文庫から新装版が発売されております。 フジテレビの「世にも奇妙な物語」で映像化もされた、「ある日、爆弾が落ちてきて」と並ぶ著者の代表作といえるでしょう。 そんな「冬の巨人」ですが、全体的な感想としては、あっさりし過ぎ、薄味すぎといったところです。冒険ものSFファンタジーの定番要素がこれでもかと並べ立てられるのですが、それぞれの掘り下げ方があまりにも浅く、良い意味で心に引っかかるところが何もないからこそすらすらと読めていける作品になってしまっています。 2. あらすじ どこまでも極寒の雪原が広がる世界で、黒い塔のような巨人が背を曲げて歩き続けている。 そんな異形の巨人"ミール"の背の上に、人間たちは都市を築いて生活していた。 主人公であるオーリャも都市の住民であり、神学院でディエーニン教授の助手を務めることで生計を立てて...
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