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【経済ビジネス】おすすめ経済ビジネス雑記5選【雑記まとめ】

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ビジネス経済
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新卒一括採用は構造的に永続する

【大企業病研究】日本の大企業が新卒一括採用を続ける理由について
就活シーズン真っ只中ということで、2022卒の大学生たちはセミナーや面談・面接に飛び回っているのではないでしょうか。といっても、コロナ禍の中ではオンライン面接等が主流になりつつあるという話も聞きますので、今年はステイホームな就活になっているのかもしれませんね。さて、そんな「就活」ですが、大量の新卒者を大学卒業直後の4月1日に一斉入社させる「新卒一括採用」というシステムが日本独特であることはよく知られています。この新卒一括採用制度には根強い批判もあるのですが、本稿では、なぜこの新卒一括採用制度が惰性のように延々と続けられるのかという理由について考察していきます。結論から述べますと、それは「新卒一括採用による失敗が経営者の視界に入りづらいから」です。新卒一括採用された若者たちはまず、最も下っ端の人員として各部署に配属されます。このとき、あまり芳しくない新卒者が採用され、ある部署に配属されたとしても、その悪影響は経営者に対して自動的に秘匿されます。なぜなら、その職場の管理職・中堅層は、業務のパフォーマンスを落とさないよう、その新卒者の落ち度を補おうとするからです。新卒者が大きなミスをしていた...

電子書籍の普及が書籍の質を向上させる

【出版業界】電子書籍が本の中古市場を一掃する現象について考察する
かねてより凋落著しいと評判だった出版業界ですが、2020年は前年対比プラス成長となり、2年連続で市場規模が拡大したとのことです。拡大に寄与しているのは「鬼滅の刃」の単行本及び電子書籍。「鬼滅の刃」の大ヒットには特需的な側面があるにしても、電子書籍市場の伸びはここ数年の確実なトレンドであり、時代の転換を感じます。1990年代後半の最盛期から市場規模が縮小する一方だった出版業界にとって、一筋の光明と言えるでしょう。それでは、なぜ電子書籍の市場はこれほどまでに伸びているのでしょうか。持ち運びに便利だから。部屋のスペースを節約できるから。それらの要素も理由の一つでしょう。しかし、柔軟な価格戦略によって中古市場から顧客を奪っているという側面もあるのではないかと私は思います。紙書籍の場合、独占禁止法における「再販売価格維持」と呼ばれる制度のもと、書店では定価での販売が義務付けられています。しかし、中古本には「再販売価格維持」が適用されないという決まりがあります。そのため、ブックオフやAmazon、メルカリといった場所では値引き価格で紙書籍が販売されており、書店が扱う新品本の需要を奪っているのです。...

無意味な大学教育を駆逐せよ

【現代社会】多くの人は10代で就職するべきだし、これからそうなっていくだろう
文部科学省の発表によると、令和2年の大学進学率(大学(学部)・短大(本科)進学率)は58.6%。これは過去最高の数値である。グラフの傾きを見る限り、大学進学率はこれからも伸びていきそうなものである。しかし、個人的にはそうならないと予想する。短期的にはコロナ不況の影響によって大学進学率は低下するだろう。家計が苦しくなると大学進学を諦める高校生が多くなるからだ。1998年以降、大学進学率が前年比で低下したのは2012年と2013年の二回。2011年も前年比+0.1%と伸び率が非常に低かった。リーマン・ショックの影響が家計に顕在化したためだと推測できる。コロナ・ショックの影響も今後数年で顕在化してくるだろう。だが、それ以上に深刻なのは労働者不足の問題だ。リーマン・ショック以降の景気回復期において、常用労働者の過不足DI(※)は常に大幅な人手不足を示しており、コロナ不況下においてさえ働き手が不足している状態は変わらない。※労働者不足と回答した事業所の割合から過剰と回答した事業所の割合差し引いた値政府部門は定年の引き上げや悪名高い技能実習生制度による外国人労働者の活用によって糊口を凌ごうとしてき...

正社員共同体の虚しいほど強固な紐帯

【現代社会】コロナ禍における大企業・自治体間における従業員の貸し借りについて
コロナウイルスが流行し始めて以降、大企業間及び大企業・自治体間で社員の貸し借りが行われています。ググれば膨大なソースが出てきますので記事引用等は省きますが、製造業のあいだで工員の貸し借りをしたり、航空会社から地方自治体にCAを出向させることが多いようです。何故このようなことをするのでしょうか。一方では人手が余っており、一方では人手が不足しているから、というのは尤もらしい理屈です。しかし、人手不足側は他企業から人を借りずとも、新規に独自採用する手もあるはず。その手を使わない理由は以下の3点にあるのでしょう。コロナが落ち着くと同時にお互いの需給が戻る社会的批難を受けづらい社会人としての「しきたり」を身につけている①コロナが落ち着くと同時に需給が戻る貸す側も借りる側も、コロナウイルス流行の影響で一時的に人員過剰/不足が起こっているということを理解しています。ということは、コロナ収束と同時にその過剰/不足は解消されると予想されます。再び人員が必要/不要になったタイミングで、つまり、お互いにとって最も都合の良いタイミングで労働力を回収/返品できることが確実なため「コロナの影響によって」人員過剰/...

学歴よりも資格よりも生き方が重要

【雑記】ニコ生での配信経験が履歴書に書ける「実績」となっているこの世界について
1. 記事内容まとめ・人気Vtuberの多くは元生主(ニコニコ動画でのライブ配信者)・若年期に「ゲーム」や「雑談」配信に時間を費やして得た実績が高収入に繋がっている・十代における「発信活動」が「勉強」や「部活」に並ぶ価値を持つ時代が来ているのでは?2. Vtuberがとても儲けているようだ私は以前からVtuberの配信をよく見ており、エンタメとして非常に楽しませてもらっております。そして同時に、新しいビジネスとしての側面にも興味を抱いておりました。Vtuberの方々の収入源と言えば、YoutTubeの広告料やグッズ販売のほかに、スパチャ(スーパーチャットの略)というYouTube上における投げ銭があります。厳密には単なる投げ銭ではなく、生配信にコメントをする際、お金を払うことで自分のコメントに色を付けることができるという機能であり、これによって自分のコメントを目立たされることができ、場合によっては配信者から固有の反応を引き出すことができるという代物です。Vtuber界隈ではこのスパチャを大量に投稿する「スパチャ文化」が盛んで、2020年8月にスパチャ累計額のランキングが発表された際には...

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