「法人税入門の入門 2019年版」辻敢・齊藤幸次 評価:1点|帯に短く襷に長く、実用的でもなければ本質的でもない専門書【税法】
「税務研究会出版局」という聞きなれない出版社から刊行されている書籍。 調べたところ「税務研究会」という会社があるらしく、その業務内容は「税務、経理、会計などの実務情報サービスとして、定期刊行物、書籍、データベースなどを展開」。 どうやら税務関係の本を出版する専門出版社のようです。 このような本を手に取った理由を申し上げますと、以前に「日本の税金 第3版」を読んだ際にその中で法人税のことが少しだけ取り上げられておりまして、仕事柄、法人税の知識が必要な場面があるにも関わらず体系的に勉強したことがないなと手に取ってみた次第です。 しかし、結果としては大幅な期待外れに終わりました。 目次 第1章 法人税の基礎 第2章 収益の税務 第3章 費用の税務 第4章 税額計算と申告・納付 第5章 連結納税制度 第6章 グループ法人単体課税制度 感想 ある程度経理の知識があり、なおかつ税務にも興味があってその入門本を探している。 そのような場合、本書を手に取ることはお薦めいたしません。 まさにその2点に...
2019.11.24
経済・金融・経営・会計・統計作品の感想☆(教養書)