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【ビジネス雑記】無能な高学歴者が発生する理由は受験勉強が利己的な行為だから

あいつは東大卒のくせに使えない。太古の昔から鉄板となっているフレーズです。高学歴者を新卒一括採用で入社させ、年功序列賃金制のもとでゆっくりと昇進させていく会社では陰口の定番となっている言葉なのではないでしょうか。もちろん、純粋な嫉妬からこういった発言が出てくる場合もあるのでしょうが、事実として使えない高学歴者も存在しているのでしょう。本記事ではなぜ高学歴者の中に使えない人間が紛れ込むのかについて考察していきます。といっても、結論は記事タイトルで述べたとおりです。つまり、受験勉強は利己的な行為であり、それを上手くやりきった人物が受験戦争を制するが、ビジネスや社内組織で活躍するのは(適切な形で)利他的な人物であるからです。まず、受験勉強について分析します。受験勉強という行為はどこまでも利己的な所業です。全ては自分自身の能力を高めるために行われ、どれだけ受験勉強を頑張ったところで周囲の人物に対する助力にはなりません。実利的なメリットを周囲に与えることもなければ、感動のような感情利得を与えることもありません。あなたが受験勉強を頑張ったから、わたしは楽になった、とても助かった。そんな事態は起き得...
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【メディア論】おすすめメディア論雑記3選【雑記まとめ】

商業主義と価値観社会テレビもニコニコ動画も敗北した公共放送の将来おすすめ社会学本ランキング当ブログを訪問頂きありがとうございます応援クリックお願いします!
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【経済ビジネス】おすすめ経済ビジネス雑記5選【雑記まとめ】

新卒一括採用は構造的に永続する電子書籍の普及が書籍の質を向上させる無意味な大学教育を駆逐せよ正社員共同体の虚しいほど強固な紐帯学歴よりも資格よりも生き方が重要当ブログを訪問頂きありがとうございます応援クリックお願いします!
社会問題

【現代社会】コロナ禍における大企業・自治体間における従業員の貸し借りについて

コロナウイルスが流行し始めて以降、大企業間及び大企業・自治体間で社員の貸し借りが行われています。ググれば膨大なソースが出てきますので記事引用等は省きますが、製造業のあいだで工員の貸し借りをしたり、航空会社から地方自治体にCAを出向させることが多いようです。何故このようなことをするのでしょうか。一方では人手が余っており、一方では人手が不足しているから、というのは尤もらしい理屈です。しかし、人手不足側は他企業から人を借りずとも、新規に独自採用する手もあるはず。その手を使わない理由は以下の3点にあるのでしょう。コロナが落ち着くと同時にお互いの需給が戻る社会的批難を受けづらい社会人としての「しきたり」を身につけている①コロナが落ち着くと同時に需給が戻る貸す側も借りる側も、コロナウイルス流行の影響で一時的に人員過剰/不足が起こっているということを理解しています。ということは、コロナ収束と同時にその過剰/不足は解消されると予想されます。再び人員が必要/不要になったタイミングで、つまり、お互いにとって最も都合の良いタイミングで労働力を回収/返品できることが確実なため「コロナの影響によって」人員過剰/...
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【大企業病研究】日本の大企業が新卒一括採用を続ける理由について

就活シーズン真っ只中ということで、2022卒の大学生たちはセミナーや面談・面接に飛び回っているのではないでしょうか。といっても、コロナ禍の中ではオンライン面接等が主流になりつつあるという話も聞きますので、今年はステイホームな就活になっているのかもしれませんね。さて、そんな「就活」ですが、大量の新卒者を大学卒業直後の4月1日に一斉入社させる「新卒一括採用」というシステムが日本独特であることはよく知られています。この新卒一括採用制度には根強い批判もあるのですが、本稿では、なぜこの新卒一括採用制度が惰性のように延々と続けられるのかという理由について考察していきます。結論から述べますと、それは「新卒一括採用による失敗が経営者の視界に入りづらいから」です。新卒一括採用された若者たちはまず、最も下っ端の人員として各部署に配属されます。このとき、あまり芳しくない新卒者が採用され、ある部署に配属されたとしても、その悪影響は経営者に対して自動的に秘匿されます。なぜなら、その職場の管理職・中堅層は、業務のパフォーマンスを落とさないよう、その新卒者の落ち度を補おうとするからです。新卒者が大きなミスをしていた...
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【出版業界】電子書籍が本の中古市場を一掃する現象について考察する

かねてより凋落著しいと評判だった出版業界ですが、2020年は前年対比プラス成長となり、2年連続で市場規模が拡大したとのことです。拡大に寄与しているのは「鬼滅の刃」の単行本及び電子書籍。「鬼滅の刃」の大ヒットには特需的な側面があるにしても、電子書籍市場の伸びはここ数年の確実なトレンドであり、時代の転換を感じます。1990年代後半の最盛期から市場規模が縮小する一方だった出版業界にとって、一筋の光明と言えるでしょう。それでは、なぜ電子書籍の市場はこれほどまでに伸びているのでしょうか。持ち運びに便利だから。部屋のスペースを節約できるから。それらの要素も理由の一つでしょう。しかし、柔軟な価格戦略によって中古市場から顧客を奪っているという側面もあるのではないかと私は思います。紙書籍の場合、独占禁止法における「再販売価格維持」と呼ばれる制度のもと、書店では定価での販売が義務付けられています。しかし、中古本には「再販売価格維持」が適用されないという決まりがあります。そのため、ブックオフやAmazon、メルカリといった場所では値引き価格で紙書籍が販売されており、書店が扱う新品本の需要を奪っているのです。...
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