小説 「高野聖」 泉鏡花 星2つ
1. 高野聖明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家、泉鏡花の代表作です。泉鏡花は観念小説や幻想小説の書き手として知られ、水木しげるによる漫画化作品や、金沢市主催の泉鏡花文学賞にその名を残しています。本作は今でいうところの伝奇ホラー(+ミステリ)といったところに当たる作品。ストーリー自体は平凡でしたが、時代を考えると先鞭として評価が高いのも頷けます。歌行燈・高野聖 (新潮文庫)posted with ヨメレバ泉 鏡花 新潮社 1950-08-15AmazonKindle楽天ブックス