映画/アニメ

映画/アニメ特集

【実写映画】おすすめ実写映画ランキングベスト4【オールタイムベスト】

本ブログで紹介した実写映画の中からベスト4を選んで掲載しています。 私の好みもあり、ヒューマンドラマをテーマとした作品が多くなっております。 第4位 「ローマの休日」ウィリアム・ワイラー 【決して色褪せない恋愛映画の世界的名作】 ・あらすじ ヨーロッパ某国の王女アンは公務でのヨーロッパ周遊中にローマを訪れていた。 しかし、あまりに束縛が激しく自由がない公務生活に辟易していたアンは、監視の目をくぐり抜けて夜中のローマへと逃亡する。 そんなアンに街中で出会ったのは新聞記者であるジョー・ブラッドレイ。 アンが王女であることを見抜いたジョーは、アンとの一日デートを取り付け、その様子を密かに撮影することで大スクープを狙うことにする。 デートが始まり、意気揚々とアンにローマを案内するジョー。 どう考えても、ジョーの陰謀は全て順調に進んでいた。 二人が恋に落ちる、そのときまでは......。 ・短評 誰もが名前くらいは聞いたことがあるであろう恋愛映画の古典的名作です。 激務に耐えかねた王侯貴族が監視の目を盗...
ジョゼと虎と魚たち

【青春恋愛】アニメ映画 「ジョゼと虎と魚たち」 監督:タムラコータロー 星2つ

1. ジョゼと虎と魚たち 2020年12月25日に公開されたアニメーション作品。 1984年に著された田辺聖子さんの短編小説が原作で、映画通のあいだでは2003年の実写映画版が名作として知られているようです。 とはいえ、印象的なベッドシーンやヒロインが抱える障がいに独特の焦点を当てたことで評判になった実写版とは異なり、アニメ映画はクリスマスに相応しい清らかな純愛ものに仕上がっています。 加えて、主人公とヒロインの声を俳優の中川大志さんと清原果耶さんが務め、お笑い芸人である「見取り図」の二人もチョイ役で参加しているところからも、大衆受けを狙ったのだろうなという感じは拭えません。 そして、そういった大衆受け純愛路線が結果的に奏功していたかと問われれば、かなり失敗していたのではないかと感じました。 著しく退屈というわけではないけれども、どうにも底の浅い凡庸な映画に仕上がってしまっていたというのが感想の大枠です。 2. あらすじ 主人公は男子大学生の恒夫(つねお)。 大学では海洋生物学を専攻しており、趣味は海に潜ること。 メ...
いまを生きる

【青春学園】映画 「いまを生きる」 監督:ピーター・ウィアー 星4つ

1. いまを生きる 1989年のアメリカ映画で、第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した作品でもあります。 厳格な進学校に赴任してきた型破りな教師の授業から、生徒たちが「人はどう生きるべきか」の本質を学び、実践していくという内容。 テーマの普遍性から今日でも人気の衰えない作品であり、元サッカー日本代表で現在はJ1ガンバ大阪の監督を務めている宮本恒靖さんが座右の銘に「いまを生きる」を採用するなど、まさに多くの人々の生き方に影響を与えた作品になっております。 いまとなっては古典となった本作をこの令和の時代に鑑賞してみたのですが、やはり感動はひとしおでした。 規則や形式に囚われず、物事を様々な側面から捉え、なにより自分のやりたいことを大切にしながら生きる。 そんなメッセージが激動のドラマ的展開によって鮮烈に表現された、まさに「映画」の見本となるような作品です。 2. あらすじ 舞台は全寮制の名門進学校ウェルトン・アカデミー。 「伝統」「名誉」「規律」「美徳」の四柱をモットーとする厳格なこの学校に、一人の英語教師が赴任してくる。 ...
スポンサーリンク
野ブタ。をプロデュース

【青春学園】テレビドラマ 「野ブタ。をプロデュース」 監督:釼持誠 星2つ

1. 野ブタ。をプロデュース 2005年に放送され、大ヒットした学園ドラマ。 亀梨和也さんと山下智久さんのダブル主演に加え、いまはもう芸能界を引退した堀北真希さんがヒロインを務めておりました。 主演の二人が歌う主題歌「青春アミーゴ」が200万枚以上を売り上げ、甲子園の入場曲になるなど、まさに社会的インパクトがあったドラマです。 その人気は現在も衰えることなく、2020年には特別編の再放送があり、話題となりました。 そんな本作ですが、さすがに大人になってから見返すと痛々しくて見ていられないような場面や演出も多く、第2話までの鑑賞が限界でした。 しかし、寒いノリだけに頼った凡百のドラマとは違い、確かに大ヒットドラマになるべきだと思わされるような深い要素も多く、語るべき側面がある作品であるとも感じられました。 2. あらすじ 主人公は高校2年生の桐谷修二(きりたに しゅうじ)。 明るい性格でクラスの人気者だが、それは彼自身が演じている虚像に過ぎない。 彼の本当の性格は、計算高い冷徹漢。 常にゲーム感覚で生きており、教...
映画/アニメ特集

【映画/アニメ】高評価映像作品一覧【オールタイムベスト】

当ブログをご覧いただきありがとうございます。 記事数が多くなってまいりましたので、そろそろお薦め作品を纏めた記事があってもよいだろうと思い、本記事を作成することにいたしました。 全体的に辛い評価が多いと思われる当ブログですが、本記事で紹介するのは珠玉の名作ばかり。 是非、紹介記事をご覧いただき、鑑賞して頂ければと願っております。  (並び順はタイトル名五十音順です) 「アナと雪の女王」 監督:クリス・バック 評価:4点  【愛の形を問う、ディズニーの「新しい」名作】 「アルモニ」 監督:吉浦康裕 評価:4点 【心揺さぶる短編学園アニメーションの名作】 「いまを生きる」 監督:ピーター・ウィアー 評価:4点 【型破りな教師の授業から学ぶ本当の「生き方」】 「イヴの時間」 監督:吉浦康裕 評価:3点 【人間とアンドロイドを「区別しない」カフェ】 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 監督:押井守 評価:3点 【アニメ映画史に残る時間系SFの古典的怪...
☆☆(映画/アニメ)

アニメ映画 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 監督:石立太一 星2つ

1. 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 京都アニメーションが手掛ける同名テレビアニメシリーズの映画版で、2020年9月18日に公開されました。既に100万人近い動員数と10億円以上の興行収入を記録しており、十分に大ヒットだと言えるでしょう。 しかし、個人的にはやや凡庸な映画だったという印象を受けました。 もちろん、美麗なアニメーションや音楽は流石の高品質だったのですが、欠点として、戦争描写の非現実性や、物語の最終目的が「愛している」の意味を知るという点が鼻につきます。 手紙の代筆を通じて家族や恋人を繋ぐ役割を果たす代筆屋の物語、という比較的リアル路線の部分が感動への訴求点となっている作品だったので、なおさら、時おり露呈するいかにも「深夜アニメ」や「ラノベ」的側面が本作の足をかなり引っ張っているように思えたのです。 2. あらすじ 4年間に渡る大陸戦争が終結してから幾何かの時間が経過し、世界には久方ぶりの平和が訪れていた。 ライデンシャフトリヒ国の首都ライデンに住む18歳の少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンもそんな平和を享受...
天使にラブソングを

【場末の歌手と厳格な教会】映画「天使にラブソングを」エミール・アルドリーノ 評価:4点【アメリカ映画】

1992年に公開されたハリウッド映画で、大ヒットしたために日本でもよく知られているタイトルとなっております。 金曜ロードショウでも合計6回放送されており、最新の放送は2020年の5月と、近年でもその人気は衰えておりません。 そんな本作を今回初視聴したのですが、非常に満足できる映画でした。 テーマもテンポも物語の起伏も素晴らしく、常にわくわくしながら観ていられる作品です。 あらすじ ナイトクラブで歌手をしているデロリスはマフィアのボスであるヴィンスの愛人でもあった。 ある日、ヴィンスから貰ったコートにヴィンスの妻の名前が入っていたことにデロリスは激怒する。 怒り心頭のデロリスがヴィンスの部屋を訪れたとき、マフィアの下っ端が裏切りの濡れ衣を被せられてヴィンスとその側近に始末される現場をデロリスは目撃してしまう。 必死の逃亡を図って警察署に駆けこんだデロリスは警察の保護下に置かれることになったものの、殺人現場の目撃者としてマフィアから狙われているデロリスを匿う場所を選ぶのは難しい。 そんな中、デロリスの警護担当となったサウザー警...
☆(映画/アニメ)

映画 「月光の囁き」 監督:塩田明彦 星1つ

1. 月光の囁き 原作は週刊ヤングサンデーに連載されていた同名漫画ですが、私が本作の名前を知ったきっかけは小説家の綿矢りささんがかつて好きな映画に挙げていたという情報を得たことです。1999年公開と20年以上も前の映画で、おそらく当時においても無名な映画だったでしょう。近所のTSUTAYAには置いていなかったため、DMMの郵送レンタルサービスを使って視聴したほどです。 さて、そんな本作の感想ですが、あまりの超展開についていけなかったというのが正直なところです。特異な性癖を持った高校生男女の一風変わった恋愛物語なのですが、全体的にかなりニッチなところを突いた映画になっていて、いわゆる映画好きの人たちには受けるのかもしれませんが、尋常の感性で楽しめる作品ではないでしょう。 2. あらすじ 高校生の日高拓也(ひだかたくや)と北原紗月(きたはらさつき)は剣道部に所属する同級生。お互いに惹かれあっていたもののなかなか進展を見せない二人の仲だったが、紗月が拓也の友人からラブレターを貰ったことを契機に好意を打ち明けあい、二人は付き合うようになる。 当初は真っ当...
時をかける少女

【時をかける少女】昭和の青春をノスタルジックに描く名作SF小説の実写映画版 評価:2点【大林宣彦】

1983年公開の旧い映画ですが、近年でも話題に上ることが多い作品です。 広島県尾道市を舞台にした「尾道三部作」の一作として、大林宣彦監督の代表作に連ねられています。 同監督が2020年4月に亡くなられたため、4月18日には追悼の意味を込めた再放送が行われたりもしました。 本作が恒常的に注目を集める理由として、原作である同名小説がメディアミックスの底本として定番化しており、近年においても度々リメイクされていることの影響が大きいでしょう。 2006年のアニメ映画(監督:細田守、主演:仲里依紗)、2010年の実写映画(監督:谷口正晃、主演:仲里依紗)、2016年のテレビドラマ(主演:黒島結菜)、2015年の舞台版(演劇集団キャラメルボックス)と、2000年代においてもその勢いは留まるところを知りません。 本ブログでも、原作小説及び2006年のアニメ映画版を既にレビュー済みです。 リメイクされるたびに、「時をかける少女」映像化の元祖として注目を集めるのが今回取り上げる1983年の実写映画版であり「元祖」足りうるだけの知名度を維持しな...
ロミオとジュリエット

映画 「ロミオとジュリエット」 監督:フランコ・ゼフィレッリ 星3つ

1. ロミオとジュリエット 1968年公開の映画で、言わずと知れたシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の映画化作品です。近年流行りの「新解釈」などではなく、原作に忠実な脚本となっているのですが、それでいて当時は大ヒット。 アカデミー撮影賞、アカデミー衣装デザイン賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞など様々な賞を受賞しました。 そんな作品を2020年に鑑賞してみたわけですが、なかなか良かったというのが率直な感想です。 シンプルでハイテンポな恋愛劇というまさに古典王道を感じさせる作風で、しらけるような場面もなくずっと見ていられます。 凝った作品が見せる深い感動はありませんが、ハラハラ、ドキドキ、いちゃいちゃ、そして胸を衝く悲しみという要素が揃ったエンタメの良作でした。 2. あらすじ 部隊は中世イタリアの都市ヴェローナ。 この街では、モンタギュー家とキャピュレット家という二つの名家が長年にわたって抗争を繰り広げていた。 そんなある日、モンタギュー家の嫡男ロミオは、友人たちとともにキャピュレット家のパーティーに忍び込む。...
パプリカ

アニメ映画 「パプリカ」 監督:今敏 星1つ

1. パプリカ 2006年公開のアニメ映画で、監督は「PERFECT BLUE」や「千年女優」、「東京ゴッドファーザーズ」を手がけた今敏さん。 筒井康隆さんの同名小説が原作で平沢進さんが主題歌を手がけるなど、この手の作品が好きな人には好まれる面子が揃っているといえるでしょう。 「千年女優」は当ブログでもレビュー済みです。 そんな濃密な面子によって製作された本作ですが、過度にマニア向けだったというのが妥当な評価でだと思います。 映像表現の技術的な面には見るべきものがあるのかもしれませんが、普通の人が普通に見てエンタメとして楽しめるような映像表現にはなっておりません。 さらに、物語という点に目を向けると全体的に稚拙な部分が多く、まるで自意識過剰な学生が急ピッチで撮影しましたとでもいうようなちぐはぐ感が目立っておりました。 2. あらすじ 主人公、千葉敦子(ちば あつこ)はサイコセラピストとして働いている。 「DCミニ」という装置を使って患者の夢の中に入り、精神治療を行うことが彼女の仕事だ。 そんなある日、「D...
☆☆(映画/アニメ)

アニメ映画 「劇場版 SHIROBAKO」 監督:水島努 星2つ

1. 劇場版 SHIROBAKO 2014年から2015年まで放映されたTVアニメ「SHIROBAKO」の続編として制作された映画で、2020年2月の公開です。監督はTVシリーズに引き続き水島努。「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」や「ガールズ&パンツァー」の監督として有名です。 TVシリーズの方は本ブログでも記事を4つ書いてしまうほど珠玉の出来で、近年のテレビアニメ全体の中でも屈指の名作となっております。TVシリーズの感想は以下の通り。 また、主人公たちの高校時代を描いたスピンオフ漫画も発売されており、こちらも中々の出来栄えでした。 これほど質の高い作品の続編映画というだけあって、相当程度の期待をもって劇場に足を運んだのですが、結論としては凡庸な作品に落ち着いていたといわざるを得ません。 アニメ業界の大変さやそれでもアニメを作っていこうとする熱い気持ちを伝えようとしているのは分かるのですが、それを(TVシリーズのように)アニメ業界以外に従事する人々に対して訴求できては...
ティファニーで朝食を

映画 「ティファニーで朝食を」 監督:ブレイク・エドワーズ 星2つ

1. ティファニーで朝食を オードリー・ヘップバーン主演の有名な古典映画で、1961年に公開されています。監督のブレイク・エドワーズは映画「ピンク・パンサー」シリーズを手がけた人物。原作小説の著者であるトルーマン・カポーティは村上春樹が影響を受けた作家として知られています。 内容は王道のロマンティックラブストーリーですが、個人的にはそのカテゴリにおける凡作以上の作品にはなっていないと感じました。 1961年という時代を考えれば、 田舎出身の美人娼婦と無名作家の都会的で悪戯な恋愛模様という物語はもしかすると当時画期的で、「都会のはぐれもの同士の恋愛」という枠組みをつくったのかもしれません。しかし、さすがに展開が一本調子すぎて退屈な部分がありますし、かっこよさの演出もベタすぎて(もちろん、この古典こそがベタさ(=現在のスタンダード)の先駆者だったのかもしれませんが)今日の視聴においてとりわけ良いと感じることはできないでしょう。 2. あらすじ ホリー・ゴライトリーはニューヨークのアパートに住み、娼婦として生計を立てていた。しかし、いくら稼いでも浪費ばかりで...
スポンサーリンク