子供向けの、子供だましのゲーム映画を撮ろうという発想ではこうもいかないでしょう。
コアな映画評論家からは厳しい意見も出ているらしいですが、原作に忠実な「ゲーム映画」であるべきというコンセプトと、それでもなお文学的な物語の側面を挿入しようという意図を製作陣なりに折衷できているのでは、と思いました。
というわけで、評価は3点(全体のレベルが一定以上、なおかつ胸を揺さぶる要素が一つ以上ある佳作)といたします。
原作に忠実な感動はありましたが、やはりそれは、あくまで原作に忠実な感動に留まっており、やや映画評論家たち寄りの評価になったしまうかもしれませんが、映画として一つ抜けた評価にはなり得ないでしょう。
とはいえ、映像的な演出が楽しいアクションをしっかり提供できている点、僅かではありますが、移民の苦境という側面をそれでも挿入できている点は見逃せない美点であり、そこに加点することで、平均よりはさすがに上であろう、という評価が妥当であると考えました。
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監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
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