映画 「ロミオとジュリエット」 監督:フランコ・ゼフィレッリ 星3つ
1. ロミオとジュリエット 1968年公開の映画で、言わずと知れたシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」の映画化作品です。近年流行りの「新解釈」などではなく、原作に忠実な脚本となっているのですが、それでいて当時は大ヒット。 アカデミー撮影賞、アカデミー衣装デザイン賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞など様々な賞を受賞しました。 そんな作品を2020年に鑑賞してみたわけですが、なかなか良かったというのが率直な感想です。 シンプルでハイテンポな恋愛劇というまさに古典王道を感じさせる作風で、しらけるような場面もなくずっと見ていられます。 凝った作品が見せる深い感動はありませんが、ハラハラ、ドキドキ、いちゃいちゃ、そして胸を衝く悲しみという要素が揃ったエンタメの良作でした。 2. あらすじ 部隊は中世イタリアの都市ヴェローナ。 この街では、モンタギュー家とキャピュレット家という二つの名家が長年にわたって抗争を繰り広げていた。 そんなある日、モンタギュー家の嫡男ロミオは、友人たちとともにキャピュレット家のパーティーに忍び込む。...
2020.07.18
☆☆☆(映画/アニメ)ロミオとジュリエット