☆(映像作品)

月光の囁き

映画 「月光の囁き」 監督:塩田明彦 星1つ

1. 月光の囁き 原作は週刊ヤングサンデーに連載されていた同名漫画ですが、私が本作の名前を知ったきっかけは小説家の綿矢りささんがかつて好きな映画に挙げていたという情報を得たことです。1999年公開と20年以上も前の映画で、おそらく当時においても無名な映画だったでしょう。近所のTSUTAYAには置いていなかったため、DMMの郵送レンタルサービスを使って視聴したほどです。 さて、そんな本作の感想ですが、あまりの超展開についていけなかったというのが正直なところです。特異な性癖を持った高校生男女の一風変わった恋愛物語なのですが、全体的にかなりニッチなところを突いた映画になっていて、いわゆる映画好きの人たちには受けるのかもしれませんが、尋常の感性で楽しめる作品ではないでしょう。 2. あらすじ 高校生の日高拓也(ひだかたくや)と北原紗月(きたはらさつき)は剣道部に所属する同級生。お互いに惹かれあっていたもののなかなか進展を見せない二人の仲だったが、紗月が拓也の友人からラブレターを貰ったことを契機に好意を打ち明けあい、二人は付き合うようになる。 当初は真っ当...
パプリカ

アニメ映画 「パプリカ」 監督:今敏 星1つ

1. パプリカ 2006年公開のアニメ映画で、監督は「PERFECT BLUE」や「千年女優」、「東京ゴッドファーザーズ」を手がけた今敏さん。 筒井康隆さんの同名小説が原作で平沢進さんが主題歌を手がけるなど、この手の作品が好きな人には好まれる面子が揃っているといえるでしょう。 「千年女優」は当ブログでもレビュー済みです。 そんな濃密な面子によって製作された本作ですが、過度にマニア向けだったというのが妥当な評価でだと思います。 映像表現の技術的な面には見るべきものがあるのかもしれませんが、普通の人が普通に見てエンタメとして楽しめるような映像表現にはなっておりません。 さらに、物語という点に目を向けると全体的に稚拙な部分が多く、まるで自意識過剰な学生が急ピッチで撮影しましたとでもいうようなちぐはぐ感が目立っておりました。 2. あらすじ 主人公、千葉敦子(ちば あつこ)はサイコセラピストとして働いている。 「DCミニ」という装置を使って患者の夢の中に入り、精神治療を行うことが彼女の仕事だ。 そんなある日、「D...
赤線地帯

映画 「赤線地帯」 監督: 溝口健二 星1つ

1. 赤線地帯 1956年公開のモノクロ映画。監督はヴェネツィア国際映画祭で2度のサン・マルコ銀獅子賞に輝いた往年の巨匠、溝口健二さんです。 いまはなき「赤線地帯」のリアリティを上手く描いているという点では(とはいえ、私は赤線がなくなった後の生まれなので本当にリアルなのかは分かりませんが)良いと思いましたが、フィクションゆえ、映画ゆえの物語性にあまりにも欠ける作品だと感じました。 赤線地帯 posted with カエレバ 京マチ子 角川書店 2012-11-16 Amazon 楽天市場
☆(映像作品)

映画 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」 監督:岩井俊二 星1つ

1. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? 以前に記事を書いたアニメーション映画の原作です。 岩井俊二監督の名声を一気に押し上げた作品で、現在でも映画ファンには人気があるようです。綺麗な映画ではあるのですが、ストーリーがあやふやで、玄人向けすぎる作品という印象でした。 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? posted with カエレバ REMEDIOS ビデオメーカー 1999-08-07 Amazon 楽天市場
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

アニメ映画 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 総監督:新房昭之 星1つ

1. 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 1993年に岩井俊二監督が手掛けた同名テレビドラマを原作としたアニメ映画。広瀬すず、菅田将暉、松たか子と、有名女優・俳優が声優として起用されています。 宣伝を含め、出版社やテレビ局が本腰を入れて予算を投入したのは分かるのですが、結果的に意味不明という評価を受けても仕方がない作品になってしまったと思います。 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? posted with カエレバ 広瀬すず 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会 2018-04-18 Amazon 楽天市場
きみの声をとどけたい

アニメ映画 「きみの声をとどけたい」 監督:伊藤尚住 星1つ

1. きみの声をとどけたい 「キミコエ・オーディション」という新人声優発掘企画から生まれた映画。メインキャラクター7人のうち6人をオーディションに合格した新人声優が務めます。 「湘南でミニFMラジオ」というテーマや絵柄からして、食傷萌えアニメではなく正統派のストーリーアニメかと期待したのですが、なんというかその中間の、どっちつかずで魅力に乏しい作品でした。 きみの声をとどけたい 通常版 posted with カエレバ 片平美那 KADOKAWA / 角川書店 2018-05-25 Amazon 楽天市場
櫻の園

映画 「櫻の園」 監督:中原俊 星1つ

1. 櫻の園 1990年製作の映画で、その年のキネマ旬報ベスト・ワンに輝いた作品。原作は吉田秋生さんの同名漫画です。 女子高の演劇部における人間関係や心理が主題ですが、一言で言い表すならば「雰囲気」の作品。 ストーリーを重視したい私の趣味ではありませんでした。 櫻の園【HDリマスター版】 posted with カエレバ 中島ひろ子 オデッサ・エンタテインメント 2012-03-30 Amazon 楽天市場  
生きる

映画 「生きる」 監督:黒澤明 星1つ

1. 生きる 黒沢監督のヒューマニズムが頂点に達したとされる映画作品です。 癌を宣告された市役所職員が人間として目を覚まし、命を削って最後の仕事を全うするという王道ストーリー。 21世紀の視点だからかもしれないですが、やや凡庸で物足りなかったです。   2. あらすじ 市役所で市民課長をしている渡辺勘治が主人公。住民の意見をキャッチするために作られた市民課だったが、実態はお役所仕事な部署間のたらい回しを行うだけ。渡辺はすっかり職員としての情熱を失っていた。 ある日、渡辺は癌を宣告される。息子夫婦からも冷たくされ、自分は何のために生きてきたのかと迷う渡辺。 そんな渡辺は、偶然居酒屋で出会った小説家に連れられ、街を遊んでまわる。さらに、市役所をやめ、おもちゃ工場に転職した女性、小田切とよとの親交も深めていく。 人間として生きる実感を欲しはじめた渡辺。住民たちの要望を前に、市役所組織相手に立ち上がる。 3. 感想 冒頭の「この男は死んでいる」は余計ですね。そこは映画表現で表さないとしらけてしまいます。 また、ストーリーも凡庸で、人間は余命が数か月になっ...
☆(映像作品)

アニメ映画 「おもひでぽろぽろ」 監督:高畑勲 星1つ

1. おもひでぽろぽろ 高畑監督によるスタジオジブリの映画作品。その他の作品と比べればマイナーですが、テレビ放送は8回を数えます。 主人公が少女時代を振り返るパートでは頷けるところもありましたが、全体の筋書きは首をひねってしまうものでした。 おもひでぽろぽろ posted with カエレバ 高畑勲 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2015-03-18 Amazon 楽天市場
☆(映像作品)

映画 「本能寺ホテル」 監督:鈴木雅之 星1つ

1. 本能寺ホテル 監督は「プリンセストヨトミ」を手掛けた鈴木雅之さん、主演は綾瀬はるかさんという映画。歴史モノです。 全体としてはそこそこ楽しめたのですが、ややぼやけた印象がありました。 本能寺ホテル posted with カエレバ 綾瀬はるか フジテレビムービー 2017-08-02 Amazon 楽天市場
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