新書・教養書(評価)

政治制度・統治機構

教養書 「分裂と統合の日本政治」 砂原庸介 星4つ

1. 分裂と統合の日本政治 小選挙区比例代表並立制の導入を含め、90年代に行われた統治機構改革以降、一時は民主党が政権を獲得することもありましたが、自民党以外は離合集散を繰り返しているのが実態です。 また、この間には、減税日本や大阪...
政治制度・統治機構

教養書 「日本の中央―地方関係」 市川喜崇 星4つ

1. 日本の中央―地方関係 地方分権が叫ばれて久しい今日ですが、政治学では昔から「集権」「分権」は大きなテーマでした。そして、2012年に刊行された本書は、著者も認めるところの、これまでの通説に正面から斬ってかかった著作となっております。...
☆☆☆☆(新書・教養書)

新書 「住宅政策のどこが問題か」 平山洋介 星4つ

1. 住宅政策のどこが問題か 住宅政策というあまり注目されない分野に光を当てた新書。 単に住宅政策という個別の政策分野だけでなく、それを通じて戦後日本政府の経済政策の特徴や、これから日本が進むべき道も見えてくる名著です。 ...
☆☆☆☆(新書・教養書)

教養書 「孤独なボウリング」 ロバート・パットナム 星4つ

1. 孤独なボウリング 「社会関係資本」という概念に光をあて、様々な分野に影響を与えた本です。著者のパットナム教授はこの本で一躍スター研究者となりました。 ご近所づきあいや会合などの社会的紐帯の減少という、誰もが個人としては...
政治制度・統治機構

教養書 「現代日本の官僚制」 曽我謙悟 星4つ

1. 現代日本の官僚制 日本を代表する行政学者の一人、曽我京大教授の著書です。 統計学的手法を駆使し、政治制度が官僚制に与える影響を分析するというあまりこれまでには見られなかった試みがなされております。 モデルやデータの取り方、相関...
経済・金融・経営・会計

新書 「組織の限界」 ケネス・J・アロー 星3つ

1.組織の限界 ノーベル経済学賞を受賞し、「アローの不可能性定理」等で著名な経済学者、ケネス・アロー氏の講演集です。もともと岩波から出ていたのですが、このたび筑摩書房から復刊ということで読んでみました。 現代の政治・経済学が取り組んでいる...
外交・国際関係

新書 「欧州複合危機」 遠藤乾 星2つ

1. 欧州複合危機 混迷深まるEUの情勢を歴史的に振り返りつつ、今後の展望を解説するという著作です。 著者の遠藤教授はヨーロッパ経験も長いようで、現在のヨーロッパ情勢を概説する書としてはよくまとまっていたと思うのですが、制度的な面に...
経済・金融・経営・会計

教養書 「資本主義が嫌いな人のための経済学」 ジョセフ・ヒース 星3つ

1. 資本主義が嫌いな人のための経済学 カナダの哲学者、ジョセフ・ヒースによる経済学の本。 刺激的なタイトルですが、内容の本質を表しているのは帯のコメント。「ヤバくない経済学」。経済学の主流王道基本の考えをもとに、右派そして左派には...
政治制度・統治機構

教養書 「地方自治入門」 稲継裕昭 星3つ

1. 地方自治入門 早大の公共経営大学院教授や放送大学教授を務められている稲継裕昭氏の著書です。 自治体運営を専門にしているだけあって、自治体の構造や依拠する制度を知るにはたいへんためになる本です。必要な情報がコンパクトにまとめられ...
☆☆☆☆☆(新書・教養書)

教養書 「利己的な遺伝子」 リチャード・ドーキンス 星5つ

1. 利己的な遺伝子 タイトルからして衝撃的な、そして内容はもっと衝撃的な、ダーウィニズムの立場から書かれた生物学の一般書です。 我々が生物について持っている印象や誤解を吹き飛ばす一方、この本自体の内容も誤解されやすいもので、久しぶ...
政治制度・統治機構

新書 「日本の統治機構」 飯尾潤 星2つ

1. 日本の統治機構 政策研究大学院大学教授、飯尾潤氏の著作で、本作でサントリー学芸賞を受賞されています。 戦後から21世紀までの日本政治の動きを統治機構の面から総覧するという意図をもって書かれているようでしたが、普段から新聞を読んでいる...
外交・国際関係

新書 「北方領土問題」 岩下明裕 星2つ

1. 北方領土問題 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授で、ロシア外交や中露関係に詳しい岩下明裕氏の著書です。 述べられている「事実」は興味深いものも多いのですが、本書に理論として優れている部分があるかと言われればその点はイ...
教育

教養書 「教育行政の政府間関係」 青木栄一 星2つ

1. 教育行政の政府間関係 現在、東北大学で准教授を務めておられる著者の博士論文に改稿を加えたもので、中央政府―地方政府の関係性から教育行政においてどのように政策決定がなされているかを研究した本です。私にとって新たな発見もありましたが、全...
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