小説 「リリアとトレイズⅢ&Ⅳ」 時雨沢恵一 星1つ

一つの大陸の物語 リリアとトレイズ アリソン
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1. リリアとトレイズⅢ&Ⅳ

「一つの大陸の物語」シリーズの第2幕、「リリアとトレイズ」の2話目にあたります。ⅠとⅡで1話、ⅢとⅣで2話、ⅤとⅥで3話という変わった構成。Ⅰ&Ⅱの感想はこちらです。

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今回も王家を狙ったテロを解決する話。雄大な冒険譚が魅力だった「アリソン」と比べると、シリーズもののドラマのような、お決まりパターンな展開でした。

2. あらすじ

冬休み、アリソンとリリア母娘のもとに、年明けを一緒に過ごさないかというトレイズからの誘いの手紙が届く。

トレイズが住むイクス王国に足を踏み入れたアリソンとリリアだったが、リリアとトレイズが同じ宿で年を越したその晩、事件が起こる。

王宮に何者かが侵入し、女王フランチェスカとその夫ベネディクトが襲われたのだ。救出のため、王宮に向かうリリアとトレイズだったが……。

3. 感想

「ドラマ」のない物語ですね。

犯人たちの動機も「父を殺された復讐」というありきたりなものでしたし、物語のキーになると思われていた「王家の宝」も、物語に絡むことはありませんでした。

また、リリアやトレイズの異常な行動力になんの説明もないのは不自然ですし、二人の恋模様も、どちらかが仕掛けるということもないのであまりに平坦です。

やまなしおちなし、という作品でした。

リリアとトレイズⅤ&Ⅵに続く

小説 「リリアとトレイズⅤ&Ⅵ」 時雨沢恵一 星1つ
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