2021年衆院選 全選挙区当落予想 -北海道編-

選挙
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北海道1区

引用元:https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/01/

予想当選者:道下大樹氏(立憲民主党)

小選挙区導入以来、自民党の1勝7敗という野党優位の選挙区。

2014年までは社会党→民主党の重鎮である横路孝弘氏の地盤でした。

自民党に勝利したのは2012年の野田内閣時のみで、中選挙区時代にも自民党が定数5-6のうち2議席しかとれない地域で、基本的には旧社会党が強い場所だといえます。

安部政権の勢いが強かった前回選挙も立憲民主党の新人(横路氏の元秘書)が自民党の元職に辛勝しており、野党系の地力を見せつけています。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%AC%AC1%E5%8C%BA

今回の選挙でも激戦が予想されますが、日本維新の会から小林悟氏が出馬している点が最も票を動かす要素となるでしょう。

維新候補の出馬により、自民党候補の票が削られるのか(保守分裂)、立憲民主党候補の票が削られる(政権批判票分散)のかの予想は難しいところですが、都市部の選挙区ということもあり前者の色合いが濃くなるでしょう。

外交・防衛では保守色を打ち出しつつ、旧来型の既得権益(自民党が田舎の選挙区を助けるために守ってきたもの)には手を付けていくという主張は自民党に飽きたらない都市部の有権者をより惹きつけるはずです。

また、前回選挙時と比較すれば自民党への全般的な支持が弱く、立憲民主党が持ち直しているため、たとえ維新候補の出馬がなくとも立憲民主党の道下氏が前回選挙よりも更に差をつけて自民党の船橋氏を下す結果になるはずだと思います。

北海道2区

引用元:https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/01/

予想当選者:松木謙公氏(立憲民主党)

小選挙区導入以来、自民党の4勝4敗という全国屈指の激戦区。

ただ、自民党現職(小選挙区当選)だった吉川貴盛氏が鶏卵汚職事件により議員を辞職、収賄罪で逮捕されるというスキャンダルがあり、自民党はかなりの劣勢を強いられるでしょう。

2021年の4月に行われた補欠選挙では自民党候補の擁立が見送られ、結果、立憲民主党の松木謙公氏が勝利しています。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%AC%AC2%E5%8C%BA

ただ、自民党は公認候補擁立を見送ったものの、保守系無所属候補として鶴保佳子氏が擁立され、事実上の自民党候補として活動したようです。

加えて、今回選挙で日本維新から立候補している山崎泉氏はこの補欠選挙にも立候補しており、3番手につけています。

前回選挙から時間が経っていないこともあり、大多数の有権者が投票先を変えるとも思いづらく、素直に松木氏の勝利を予想としておきます。

ただ、本選挙区においては3点、気になることがあります。

1点目は総数としての保守票がそれほど少なくないということです。

補欠選挙に立候補した候補のうち、2番手から4番手までの候補は全て所謂「保守系」の人物です。

2番手だった鶴保氏が事実上の自民党候補だったことは前述の通りですが、3番手の山崎氏は鈴木宗男氏の系列議員(元秘書かつ「好きな有名人・歴史上の人物」は「鈴木宗男」)であり、4番手の長友隆典氏も自民党員であることを自身のホームページで明かしています(今回の選挙でも自民党候補の応援を行っているようです)。

つまり、広義の保守票は3人の得票を合わせた65,552票であり、これは当選した松木氏の得票を上回ります。

2点目は今回選挙に出馬する自民党候補の魅力です。

自民党公認候補である高橋氏は41歳と国会議員候補としては非常に若く、リクルートから国会議員秘書を経て立候補という経歴もキャリアのほとんどを政治家かその秘書として過ごしている松木氏や山崎氏よりも新鮮に映るかもしれません。

祖父が札幌市長を3期12年務めた人物という世襲要素が吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、もしかすると高齢者層の支持を掴む要素になり得るかもしれません。

3点目は補欠選挙における投票率の低さです。

補欠選挙の投票率は僅か30%であり、これは起訴された吉川氏が当選した2017年選挙の57%を大幅に下回ります。

これらの要素から、保守票を高橋氏に集中させることができ、なおかつ補欠選挙で棄権した層の票を惹きつけることができれば、高橋氏の当選も芽があると言えるでしょう。

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