2016-11

経済・金融・経営・会計

教養書 「資本主義が嫌いな人のための経済学」 ジョセフ・ヒース 星3つ

1. 資本主義が嫌いな人のための経済学 カナダの哲学者、ジョセフ・ヒースによる経済学の本。 刺激的なタイトルですが、内容の本質を表しているのは帯のコメント。「ヤバくない経済学」。経済学の主流王道基本の考えをもとに、右派そして左派には...
☆☆☆(小説)

小説 「博士の愛した数式」 小川洋子 星3つ

1. 博士の愛した数式 第1回本屋大賞を受賞したミリオンセラーです。 数々の文学賞を受賞されている小川洋子さんの作品の中でも、間違いなく最も知名度が高い作品でしょう。温かさ、柔らかさの中に、人間の哀しみをほんの一滴だけ混ぜたような、...
☆☆☆(小説)

小説 「すいかの匂い」 江國香織 星3つ

1. すいかの匂い 直木賞をはじめ華々しい受賞歴を誇る人気作家、江國香織さんの短編集です。 少し陰惨で生々しい少女時代の記憶・感覚。それが本書に通底するテーマであり、江國さんの瑞々しい筆致からはまるでその日々の手触りや匂いまでもが伝...
☆☆☆☆(小説)

小説 「僕と1ルピーの神様」 ヴィカス・スワラップ 星4つ

1. 僕と1ルピーの神様 第81回アカデミー賞(2009年)で最多8部門を受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作です。 著者のスワラップ氏はインドの現役外交官であり、リアルなインドの描写がスリリングな物語を引き立てています。 ...
☆☆☆(小説)

小説 「あすなろ物語」 井上靖 星3つ

1. あすなろ物語 歴史小説を中心に名作が多い井上靖さんの自伝的小説です。 外国語に翻訳された小説も多く、ノーベル文学賞候補だったいう話もあるくらい実力のある作家。本作でもその力量は遺憾なく発揮され、情動と苦悩の青春が抒情的な美しさで綴ら...
☆☆☆(漫画)

漫画 「高校球児 ザワさん」 三島衛理子 星3つ

1. 高校球児 ザワさん 強豪野球部唯一の女子部員を主人公に、野球部の「日常」に焦点を当てた異色の野球漫画です。 「野球部」という特殊な文化圏で起こる、ちょっと笑えるエピソードや、女子部員がいるからこその珍事を描いた話。青春の少し後...
☆☆(小説)

小説 「野菊の墓」 伊藤佐千夫 星2つ

1. 野菊の墓 正岡子規に師事し、歌人として有名な伊藤佐千夫。彼が子規の影響を受けて書いた小説が本作です。 夏目漱石が高く評価したこともあり簡明で読みやすい物語なのですが、やや単調で、恋愛小説ならではの心理の動きという面では淡泊だと思われ...
政治制度・統治機構

教養書 「地方自治入門」 稲継裕昭 星3つ

1. 地方自治入門 早大の公共経営大学院教授や放送大学教授を務められている稲継裕昭氏の著書です。 自治体運営を専門にしているだけあって、自治体の構造や依拠する制度を知るにはたいへんためになる本です。必要な情報がコンパクトにまとめられ...
天使なんかじゃない

漫画 「天使なんかじゃない」 矢沢あい 星2つ

1. 天使なんかじゃない 「NANA」で大ブレイクした矢沢あいさんの出世作。若者の恋愛事情を描く作者得意のスタイルで、芸能人のファンなども多いのだとか。 しかし、私としてはそこまで高く評価はできませんでした。そこそこ読めるのですが、...
七月隆文

小説 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 七月隆文 星1つ

1. ぼくは明日、昨日のきみとデートする ミリオンセラーを達成し、人気俳優・女優主演での映画も公開間近という本作。 時流に乗った人気要素を持っているのは分かりますが、後年には忘れ去られているか、少なくとも評価が割れていてほしい作品で...
☆☆(小説)

小説 「高野聖」 泉鏡花 星2つ

1. 高野聖 明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家、泉鏡花の代表作です。 泉鏡花は観念小説や幻想小説の書き手として知られ、水木しげるによる漫画化作品や、金沢市主催の泉鏡花文学賞にその名を残しています。 本作は今でいうとこ...
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