小説 「アリソンⅢ」 時雨沢恵一 星2つ

一つの大陸の物語 リリアとトレイズ アリソン
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2. あらすじ

ルトニ河を挟んで対立していた両国が休戦してから月日が経ち、ついには河を渡る大陸横断列車が開通することに。そして、フィオナとベネディクトの心遣いによりそのチケットを手に入れたウィルとアリソン。

二人にとって楽しい列車旅になるはずだったが、道中、何者かによって車掌が殺されてしまい…….。

殺人犯の乗った列車で起こるバトルとサスペンス。死闘をくぐりぬけた先で出会う人物。そして、二人の運命やいかに……。

3. 感想

列車内で起こる事件、ということで、大空が舞台だった前作までとは異なる趣向になっています。ミステリ的要素が絡み、狙撃で幕を引く戦闘も新鮮さがありました。もちろん、最終巻ですから、二人の恋模様も進展します。

アリソンの誘いにウィルが乗っていかない感じがかえって雰囲気を醸し出していていいですね。最後は予想通りの展開ですが、ラストシーンへの繋ぎ方は見事。素直な告白にしないところが憎らしいです。

スラスラ読めてそれなりに心に残る作品。軽いものが読みたい人にはオススメです。

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