「新潮文庫の100冊」の常連であることからも知っている人が多いのではないでしょうか。

文藝賞でのデビュー以来、直木賞、谷崎潤一郎賞、川端康成賞などを受賞し、純文学とエンターテイメントの両方で活躍する作家、 山田詠美さんの作品です。

コミカルな語り口と勉強一辺倒に対する爽やかな反論が面白い一方で、勉強し過ぎは悪、恋することこそ善といった二項対立で物事を語れた時代に取り残されてしまった作品でもあるように思いました。

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