もっと長生きしていればノーベル文学賞を受賞していたとも言われる、日本文学界の巨人の一人、安部公房の代表作です。二十以上の言語に翻訳され、1967年度のフランス最優秀外国文学賞を受賞しただけあって掛け値ない傑作でした。

砂に囲まれた生活という特異な状況をてこに、現代社会に生きる意味を再解釈したともいえる本作。その威力に、読めば魔術的な感動を覚えること間違いなしの名作です。

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