明日も物語に魅せられて

読んだ小説や新書、教養書の書評ブログです。
アニメや映画の感想もたまに書きます。
やや辛口ですが、本当に良いものだけを
高評価にできればと思っています。




2017年07月

地方分権が叫ばれて久しい今日ですが、政治学では昔から「集権」「分権」は大きなテーマでした。そして、2012年に刊行された本書は、著者も認めるところの、これまでの通説に正面から斬ってかかった著作となっております。戦後日本は「明治以来の集権体制」なのか「分権の進んだ民主国家」だったのか。その切り分けがまだあなたの頭の中にあるならば、この本は十分な威力を発揮するでしょう。

日本の政治に関心がある人ならば一度は読んで欲しい本です。

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英国の著名な作家、ブロンテ三姉妹の二番目、エミリー・ブロンテの小説です。サマセット・モームの「世界の十大小説」にも選ばれる歴史的名作だそうです。

とはいえ、大いに楽しめたかと言われればそうではありません。二つの家系の愛憎劇は序盤こそスリリングに思えるものの、ただ愛憎劇が繰り返されるだけの単調さは飽きが来るのも早いです。

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人気シリーズ「デジモンアドベンチャー」の映画2作目。いまでは著名となった細田監督が指揮した作品です。

アニメファンからの高評価を聞いて試聴してみましたが、40分と短い中で冒険アニメの良さを存分に引き出した作品だと感じました。

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気鋭のアニメ監督、湯浅政明さんによるオリジナルアニメーション映画。「夜は短し歩けよ乙女」「ピンポン THE ANIMATION」などで有名な監督です。

フラッシュアニメの質感や、テーマにもなっている音楽の挿入は見事で、序盤~中盤のテンポは極めて良かったのですが、終盤にややダレた印象です。

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1931年に発表された映画で、映画好きの間では定番の作品だそうです。チャップリンの代表作の一つということで見てみました。筋書きは面白いのですが、やはりところどころ表現が冗長だと感じてしまいました。

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アリソンシリーズの最終巻、上下巻で刊行されています。予想通りのラストでしたが、二人の仲や過去といった要素が入るぶん、前巻よりは面白かったです。2巻の感想はこちら。

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前作、「アリソン」の続巻であり、お話は相変わらず、銃と戦闘機の冒険青春譚。2000年代前半における電撃文庫の幅広さを感じさせる作品でもあります。1巻の感想はこちら。

前作のレビューはこちら(http://blog.livedoor.jp/syohyoumeisaku/archives/21321680.html#more)

シリーズの重要人物であるイクストーヴァの女王フランチェスカが登場し、前回は「イイ奴」兼「かませ犬」だったベネディクト少佐が活躍するこのお話。やはり2巻のジンクスか、1巻と比べるとやや物足りない印象でした。

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「パプリカ」等を手掛け、アニメーション映画界では著名な今敏監督の作品。

込み入った手法は面白く、オタク受けする作品であることは間違いないのですが、逆に、「解釈」や「理論の理解」なしでは楽しめない作品になってしまっている印象でした。

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